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熱狂呼んだ『ガンダム』セイラ・マスの「その後」 問題の「入浴シーン」新規作画に衝撃?

「一年戦争」後は投資家に

シャアとアムロにならんでセイラが描かれた「機動戦士ガンダムDVD-BOX 1」(バンダイビジュアル)
シャアとアムロにならんでセイラが描かれた「機動戦士ガンダムDVD-BOX 1」(バンダイビジュアル)

 その後も、セイラは機銃座についてマゼラ・アタックを撃破するなどさまざまな貢献を果たしてきましたが、16話「セイラ出撃」ではシャアの情報を求めるあまりに無断でガンダムに搭乗し、ジオン兵との接触を試みています。オペレーターの時は冷静に見えるのですが、実際の性格は直情的であることがよくわかるシーンです。

 20話「死闘! ホワイトベース」ではランバ・ラルと再会し、本名が判明。24話「迫撃! トリプル・ドム」以降はGファイターのパイロットを務め、最初こそ不慣れだったものの撃墜を積み重ね、エースパイロットに匹敵する戦績を挙げています。ただしアムロとシャア、ララァの戦いに割り込もうとした際にはシャアにあっさりと撃墜されそうになっており、最上級のパイロットたちからすると、腕前は一枚落ちるようです。

 最終話「脱出」ではア・バオア・クーに不時着し、アムロとシャアの決闘を止めることに(結果的には)成功します。アムロの導きでホワイトベース隊と合流して脱出を果たし、無事に生き残りました。

 続編である『機動戦士Zガンダム』では、37話「ダカールの日」に1カットだけ登場しますが、せりふはありません。担当声優を務めていた故・井上瑤さんはこのとき長期の海外旅行に出かけており、連絡が取れなかったとのこと(当時は携帯電話などが一般に普及していない時代でした)。『機動戦士ガンダムZZ』では最終話「戦士、再び」にせりふ付きで登場し、行方不明となっていたリィナ・アーシタを保護していたことが判明。一年戦争後は投資家として生計を立てていたことも明かされました。

 近年になっても新作フィギュアが発売されるなど、高い人気を保ち続けているセイラさんですが、『機動戦士ガンダム 劇場版III「めぐりあい宇宙編」』では、なんとセイラのシャワーシーンが新規作画で追加されており、このときのファンの熱狂ぶりはすさまじいものがありました。

 当時は映画館にカメラを持ち込み、このシーンを撮影していたマニアが多数いたといいます。その熱意には脱帽するほかありません。当時のファンが、どれだけセイラさんに夢中になっていたのかうかがえるエピソードです。筆者も多分、このシーンは死ぬまで忘れられない気がします。

(ゆうむら)

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