マグミクス | manga * anime * game

『ドラクエ』古参ファンが「違和感」を覚えた呪文の名前・3選 そのまんま過ぎてらしくない?

ギラ、ルーラ、ラリホー。「ドラクエ」の呪文といえば、不思議な語感でなんとなく効果と名前が覚えやすい絶妙なものが多くあります。でもなかにはなぜこんな名前になったのか、イメージと合わないものも。そんな納得のいかない呪文を紹介します。

カラムーチョ?ベサメムーチョ?バギムーチョ!

主に携帯ゲーム機で発売され、若年層をターゲットにした「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズ。画像は『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』
主に携帯ゲーム機で発売され、若年層をターゲットにした「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズ。画像は『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』

 筆者は小学生の頃、社会の時間の都道府県名はほとんど言えませんでしたし、国語の漢字テストもまるでダメでしたが、「ドラクエ」の呪文はすらすらと出てきました。ギラ、ラリホー、イオナズン。今でも当時覚えた呪文はすらすらと出てきます。

 しかし、それは子供時代に覚えた呪文だけで、大人になってから発売された「ドラゴンクエスト」の呪文はというと怪しくなってきます。それに新しい呪文に対して、どうも「名前に納得がいかない」という人もいるようです。今回は古くから遊んでる人が違和感を覚えるような、「ドラゴンクエスト」シリーズの納得のいかない呪文を紹介します。

 まずはバギ系呪文、バギ、バギマ、バギクロス、その上に君臨する最上位呪文「バギムーチョ」です。ムーチョはスペイン語で、もっと、たくさん、いっぱいといった意味。そのため大量の竜巻が敵を襲うようなイメージなのかもしれません。

 ムーチョという語感がどうにも緊張感に欠けることや、お菓子のカラムーチョを連想することから違和感を持つ人は多いかもしれません。

 初めて登場したのは『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』で、メラガイアーやイオグランデなどの新しい呪文が生まれ、後にシリーズ本編へも採用されるようになります。「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズは比較的若い層をターゲットにしていた点も、名前の付け方に関係しているのかもしれません。

【画像】ペスカトレって何やねん! 『ドラクエ』納得のいかない呪文の名前に注目(5枚)

画像ギャラリー

1 2