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『鬼滅の刃』不死川実弥の「ギャップ」にやられる人続出? 趣味がかわいすぎ

実弥は意外性の宝庫! 傷ついた体と心をそっと抱きしめてあげたい

●傷だらけ身体と、「好物(おはぎ)」「趣味(カブトムシ育成)」のギャップ

 実弥といえばこの鋭い眼光!「バンプレスト 鬼滅の刃 フィギュア 絆ノ装 拾肆ノ型 不死川実弥」(バンプレスト)
実弥といえばこの鋭い眼光!「バンプレスト 鬼滅の刃 フィギュア 絆ノ装 拾肆ノ型 不死川実弥」(バンプレスト)

 風柱・不死川実弥は、柱のなかでも実力上位とされます。前を大きくはだけた隊服からは体に刻まれた数多くの傷が見え、いかに多くの鬼との死闘を繰り広げてきたか、うかがい知ることができるでしょう。

 そして、彼は自分の血が鬼を酔わす「稀血(まれち)」という特殊なものであることを知っており、鬼を倒すためには、その血の力を使うために自分の身体を傷つけることもいといません。家族をはじめ、柱になるにあたって大切な仲間も失っており、実弥にとっては、体に刻まれた傷は戦いの勲章というような生易しいものではなく、鬼への憎悪と鬼殺への執念の表れと呼べるでしょう。

 いつも怒った顔をしている実弥ですが、鼻の利く炭治郎のせいで実は好物が「おはぎ」であることが、水柱・冨岡義勇にバラされてしまいます。さらに、おはぎと抹茶をしょっちゅう食べていることまでバラされ、血管が浮き出るほど逆切れして炭治郎をぶっ飛ばしてしまう姿などは、これはもう、すべての年代の女性が「かわい~」と言ってしまう案件です。

『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』では、ほかの柱の趣味が「詰将棋」(冨岡義勇)や「尺八」(岩柱・悲鳴嶼行冥)、「能や歌舞伎の鑑賞と相撲観戦」(炎柱・煉獄杏寿郎)などと書いてあるなかで、実弥の趣味は「カブトムシを育てること」と書かれていました。これも、意外性がありすぎて、またすべての年代の女性から「かわい~」と言われ、男性からも一気に身近に感じられる要素となっています。

 傷だらけの身体の奥深くに「かわい~」ところを隠し持っているなんて……こんな素敵なギャップに萌えない人はいないでしょう。

●「怒りに満ちた荒い言葉⇔お館様への礼節」のギャップ

 アニメ化されているエピソードを振り返ると、これまでの実弥の発言は9割方「怒っている」ものです。禰豆子や、彼女をかくまっている炭治郎と義勇に対する怒りの発言は当然で、相手がお館様・産屋敷耀哉炭治郎であっても怒りを隠すことはありません。「馬鹿」「てめえ」「ぶっ殺してやる」「死に腐れ」など、言葉の荒れ具合は、柱のなかで抜きん出ています。

 そんな怒りに満ちた荒い言葉づかいをする実弥ですが、お館様を尊敬する気持ちは人一倍強く、お館様への挨拶は、礼節をわきまえた、とてもしっかりしたものでした。それを聞いた炭治郎は、「知性も理性もまったくなさそうだったのに、すごいきちんとしゃべりだしたぞ」と、失礼な感想を抱いたほどです。

 その後も、炭治郎や禰豆子に対して荒い言葉を使いながら、同時にお館様には丁寧な言葉を使うという器用さを見せるなど、尊敬するお館様への気持ちと態度はゆらぐことはありません。

 実は、実弥はお館様に対して、最初から尊敬の気持ちをもって接していたわけではありませんでした。前述の「言葉づかいのギャップ」だけでも、萌え要素ではありますが、実弥のお館様への態度が変わった理由が明らかになると、彼の抱えた悲しみの深さに抱きしめてあげたくなってしまうかもしれません。

 作者の吾峠呼世晴先生は、『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』で、実弥のことを「泣いた赤鬼を地で行く人です」と書いています。『泣いた赤鬼』に登場する青鬼は、人間と仲良くなりたいという赤鬼の願いをかなえようと、自分が嫌われ役を買って出て、赤鬼の願いを叶えたら、自分はそっと去っていくのです。自分よりも大切な人の幸せを願う、そんな実弥だからこそ、チラッと見えるギャップに惹きつけられるのでしょう。

「刀鍛冶の里編」で実弥の笑顔に涙腺崩壊した、彼をこよなく愛する「原作マンガガチ勢」にとっては、実弥の素敵なギャップがアニメでどんな風に描かれていくのか、楽しみで仕方ありません。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(山田晃子)

【画像】目つきは一緒だけど? 人の手のひらにチョコンと座っててカワイイ不死川実弥(4枚)

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