【漫画】弟が公園に落ちている「BB弾」を発見 「おすそ分け」に見せかけた姉へのイタズラに爆笑!
ある夏の日、主人公・いくると姉・しなのは公園で友達を待っていました。しなのが蛍光色のBB弾を見つけ、いくるにゆずってくれて……。『しなのんちのいくる』の作者仲曽良ハミさんにお話を聞きました。
子供のころの記憶がよみがえる

ある夏の日、主人公・いくると姉・しなのは公園で友達を待っていました。たまたま、しなのが蛍光色のBB弾を見つけ、いくるに譲ってくれました。珍しい色のBB弾をもらい、テンションが上がったいくるは、ほかにBB弾が落ちていないか探しだして……。
仲曽良ハミさん(@nakasorahami)が昭和後期から平成初期の「あのころ」を描いた『しなのんちのいくる』第2巻が2023年6月15日(木)に発売されます。
作者の仲曽良ハミさんにお話を聞きました。
ーー『しなのんちのいくる』は、昭和後期から平成初期にかけての出来事を描いた作品です。このテーマを描くきっかけはありますか?
特にきっかけというわけではないのですが、同級生とたまに会ってする思い出話は楽しかったですし、話すと喜んでもらえました。なので、自分の思い出をもとにマンガを描いたら面白いんじゃないかと思っていました。
ーー個性豊かな登場キャラたちも、とても魅力的な作品です。登場人物を描くとき、モデルとなった人物はいるのでしょうか?
主人公・いくるのモデルは僕です。家族も実際の家族をモデルにしています。友達や町の人は創作になります。

ーーこの作品を描くうえで特に意識した点はありますか?
当時の子供たちの様子をうまく描けるように意識はしています。今で言うと少し危ないとか、不衛生と言われてしまうようなことも、当時を表現するうえでできるだけ描きたいです。また、そんな子供たちを見守る大人たちも、ある意味おおらかだった様子を描けるように意識はしています。なかなか描きにくいこともありますが(笑)。
ーー『しなのんちのいくる2』に掲載されている作品で特にお気に入りのものはありますか? また、その作品の推しポイントがあれば教えて下さい。
2巻にはタクという新キャラクターの少年が登場します。彼の話はお気に入りです。少し個性的な子ですが、すったもんだしながらなるようになっていく子供たちの様子は、今も昔も変わらない小学生たちの感じを出せたかなと思っています。
ーー今後の創作活動について、挑戦してみたいことはありますか?
今後、コミックはもちろん継続して出せればうれしいですし、最終的にアニメになるまで頑張りたいです。
(マグミクス編集部)