『ガンダム』心がえぐられる「トラウマ死亡シーン」3選 「無駄死にが余計にツラい」
「無邪気さが逆に怖すぎる」

●『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
最後は、2023年7月に最終回を迎えた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』から。主人公のスレッタ・マーキュリーは宇宙産業の大手ベネリットグループが経営する、アスティカシア高等専門学園に編入するため水星からやってきます。ひょんなことから園理事長のひとり娘であるミオリネ・レンブランの婚約者となったスレッタは、水星から持ち込んだガンダム・エアリアルと共にミオリネを支えながら学園生活を送りはじめます。
しかしその影では権力者たちの陰謀が渦巻いていました。Season 1の最終話、ミオリネの父であるベネリットグループの総裁デリング・レンブランを暗殺しようとする計画が実行に移され、スレッタとミオリネも訪れていたコロニーが襲撃を受けます。
敵の攻撃によってスレッタとはぐれてしまったミオリネは、爆発に巻き込まれる間一髪のところを、デリングが身を挺してかばってくれたおかげで難を逃れました。これまで反抗を繰り返してきた父親の思わぬ行動に激しく動揺していたところ、興奮した様子の敵兵に遭遇して銃を向けられます。
そこへエアリアルに搭乗したスレッタが現れ、敵兵をガンダムの手のひらで叩き潰しました。スレッタは、飛び散った血液の上に平気で降り立ち、笑顔で血まみれの手を差し出すも、ミオリネからは「人殺し」呼ばわりされるのでした。しかし、まったく悪びれる様子のないスレッタに視聴者からは「無邪気さが逆に怖すぎる」「一気に地獄展開」などの声が上がり、放送直後からトラウマになったという人が続出しました。
ときに強烈なトラウマを生むこともある死亡シーンですが、残酷なだけではなく物語に説得力をもたせる手段として必要な場合もあります。とはいえ、あまりに凄惨なシーンだとトラウマになったシーンだけが心に焼き付いてしまうため、バランスが難しいところです。
(LUIS FIELD)




