【漫画】手塚るみ子の夫・桐木憲一による『手塚家の日々』に反響
故・手塚治虫さんの長女である手塚るみ子さんの夫・桐木憲一さんがTwitterで、エッセイマンガ『手塚家の日々』を公開しました。手塚るみ子さんの暮らしや愛猫の様子に、ファンからは続編を望む声があがっています。
手塚るみ子夫妻と猫の暮らしを描く

故・手塚治虫さんの娘である手塚るみ子さんの家庭を描いたエッセイマンガが、Twitterで公開されました。手塚治虫さんといえば、「マンガの神様」と呼ばれる人物です。その長女である手塚るみ子さんの日々の暮らしが垣間見えるマンガは、貴重な作品といえるでしょう。
マンガの読者からは、「こんなに赤裸々に描いてしまって、大丈夫?」「続きが早く読みたい!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、漫画家・イラストレーターとして活躍する、手塚るみ子さんの夫・桐木憲一さん(@kenichi_kiiriki)。代表作に、実写映画化されたマンガ『東京シャッターガール』などがあります。
今回、公開されたマンガについて、桐木憲一さんに聞きました。
ーー今回のマンガを描こうと考えたきっかけは、何だったのでしょうか?
家庭のエッセイマンガは、以前から描きたいと思っていたのですが、どの編集部に持っていくかなど色々と課題があり、実際にはなかなか進まずじまいでした。Twitterなら、描きたいものを好きなようにすぐに描けると思い、公開しました。また、普段のマンガの練習の意味もあって描いています。
ーーこのマンガに対して、「多少は家庭がネタになっても大目にみるよ。多少だけどな」と手塚るみ子さんがTwitterで反応なさっていました。ご家庭でも、マンガへの感想を口になさっていましたか?
「私が言った通りじゃん」と、なぜかるみ子さんがプロデュースした雰囲気になってます(笑)

ーー猫のチビチャフについて、2話のチョイチョイとするコマが印象的です。チビチャフの表現で工夫なさった点はありますか?
子猫はなかなかまだ描き慣れていないので、デフォルメの仕方も勉強中です。
ーーマンガについて、たくさんの感想が寄せられています。特に嬉しかった感想は?
「このマンガを読んでいるとなぜか希望が湧いてきます」というものです。
ーー多くの方が続編を待っていらっしゃると思います。個人で描かれるマンガについては、今後どのように活動していきたいですか?
商業作品とは違い、Twitterは自由に描けるというのが魅力です。マンガを描き始めた頃の初期衝動を取り戻す気持ちで、楽しく続けていきたいです。
また、『手塚家の日々』は、2020年1月から「本当にあった愉快な話」で連載開始が決定しました。Twitterでも、不定期で更新していきます。
(マグミクス編集部)