劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』11月23日公開決定 「シーズン2」を再構成
Netflixにて配信された『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2を再構成した、『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』の劇場公開が発表されました。あわせて特報映像、前売券(ムビチケ)情報などがアナウンスされています。
サイバーパンクSFシリーズ最新作にして完結作!

2022年5月よりNetflixにて配信された『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2に、新たなシーンと視点を加え劇場版として再構成した『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』が、2023年11月23日(木・祝)より3週間限定で全国30の劇場にて公開されることが発表されました。
「攻殻機動隊」シリーズは、1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)にて士郎正宗先生が原作マンガを発表して以来、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品が展開されてきました。
『攻殻機動隊 SAC_2045』は、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズを手掛けた神山健治さんと、「APPLESEED」シリーズを手掛けた荒牧伸志さんによるダブル監督および、これまで「攻殻機動隊」のアニメーションを制作してきたProduction I.GとSOLA DIGITAL ARTSの共同制作による、アニメーションシリーズの最新作です。シーズン1が2020年4月より、シーズン2が上述のように2022年5月より、Netflixにて世界独占配信され、シーズン1に新たなシーンを加えて再構成した劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』は2021年11月より劇場公開されました。
劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』は、前作『持続可能戦争』に続き、神山健治さん×荒牧伸志さんが総監督を、『余命10年』などで知られる藤井道人さんが監督を務めます。
発表に際し神山健治総監督は「監督としてこの20年間つきあってきた『攻殻機動隊』に、個人的に礼を言うつもりで『攻殻機動隊 SAC_2045』を作ったのですが、藤井監督チームの劇場版『最後の人間』で久しぶりにシリーズ制作中の心情を振り返り、自分がどれだけ少佐の事を好きだったのか、感じ入りました。あらためて草薙素子に、ありがとうと言いたい。そのことを確認させてくれた藤井監督にも感謝です」と述べています。
また荒牧伸志総監督は「シーズン2の制作時は、複雑で膨大な情報量をどのように映像として表現するか悩んだ事を思い出します。新たに藤井監督の視点で再構成されたものは、シーズン1の時もそうだったように、総集編の枠組みを完全に超えた、新たな劇場映画としてリ・クリエイトされたものになるという確信があります。皆様もどうぞお楽しみに!」としています。
なお、シーズン2オープニングテーマおよびエンディングテーマでもあるmillennium paradeの「Secret Ceremony」「No Time to Cast Anchor」の2曲が、本作においても主題歌として流れるそうです。