「可愛いけど騙されるな!」「最狂の悪ふざけでR指定」 キケンなアニメ映画たち
『魔法少女リリカルなのは』の映画が「PG12」に?

2018年に公開された映画『魔法少女リリカルなのは Detonation』は、「なのは」シリーズの劇場版第4作目にあたる作品です。こちらは「R指定」ではないものの、12歳未満には保護者の助言・指導が必要となる「PG12」の作品に指定されました。これまでのシリーズを見てきたファンのなかには、「まさか『なのは』シリーズでPG12になるとは……」と驚いた人も多かったのではないでしょうか。
同作は、シリーズのなかでもかなり毛色の違った作品です。「映画倫理機構」の公式サイトでは「簡潔な殺傷流血がみられる」と説明されていますが、思いのほかがっつりと流血表現が描かれています。
そればかりか、明確に人が死ぬ描写や、キャラクターの身体の一部の欠損、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの旧劇場版を思わせるような虐殺シーンなど、過去の「なのは」シリーズでは見られなかったような表現のオンパレードでした。もし「R15+」だったとしても納得できてしまうほどです。
同じように「R指定」ではないものの、かわいらしい雰囲気でありながら衝撃的な作品は多々あります。たとえば、やなせたかし先生が原作を務め、サンリオが制作した『チリンの鈴』というアニメーション映画は、直接的なグロ描写などはないとはいえ、子羊を主人公に据えた作品にしてはあまりにも切ない結末で幕を閉じます。
同作と同じ動物が主人公の物語でいえば、『PUI PUI モルカー』の見里朝希監督による短編パペットアニメーション『マイリトルゴート』も、まるで悪夢でも見ているかのような狂気にあふれた作品でした。
こちらは2019年に公開されたパペット・アニメ『ホフマニアダ ホフマンの物語』とカップリング上映された作品で、見里監督のYouTubeチャンネルで公開されている動画には「年齢制限があります」と表示されています。
絵柄や雰囲気がかわいいからこそ、作品そのものの狂気性も際立つものです。どんなにキービジュアルがほんわかしていても、作品を観るまでは決して油断してはいけません。
(ハララ書房)









