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新作『グレンダイザーU』にファンが一喜一憂するワケ マジンガーZの「かませ犬」扱いに賛否?

劇場版やコミカライズ版の要素も導入される?

『グレンダイザーU』への登場が発表されている、「マジンガーZ」のイラスト (C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project GrendizerU
『グレンダイザーU』への登場が発表されている、「マジンガーZ」のイラスト (C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project GrendizerU

 マジンガーZ以外にも注目された部分は多々ありますが、筆者としては「リスペクトした」と思われる部分が気になりました。旧作の原典と言える『宇宙円盤大戦争』(1975年)から設定を導入したと思われる部分です。

『宇宙円盤大戦争』は劇場版として製作された作品で、これをもとにTV版『グレンダイザー』が製作されました。この作品の主人公「デュークフリード(TV版はデューク・フリード)」も宇門大介と呼ばれ、フリード星から地球に逃げ延びた王子です。

 このデュークと恋人関係にありながらも敵対することになったのが王女テロンナ。そしてTV版『グレンダイザー』で同様の境遇にあったのがルビーナ王女です。今回の『U』では双子という設定で登場することになっています。

 この『宇宙円盤大戦争』に登場する主役ロボが「ガッタイガー」です。グレンダイザーと同じく、円盤型メカ・スペイザーに巨大ロボット・ロボイザーが合体する巨大ロボです。このガッタイガーに似た白いロボットが特報に出ており、ファンからは敵側のライバルロボではないか? と予想されていました。

 このほかにも、1話限りのゲストだったナイーダ・バロンの登場も発表されており、デューク周辺の女性関係が原典以上ににぎやかになるのでは? という憶測もされています。ちなみにこのナイーダは、もともと桜多吾作先生のコミカライズ作品が初出のキャラで、アニメに逆輸入されたことはファンの間で有名でした。

 この桜多先生のコミカライズはアニメとは違ったハードな作風が有名で、その過激なストーリーは話題になることが多い作品です。今回の『U』にも、そのリスペクトがあるのでは? と話題になっています。

 なぜならば特報映像で謎の壁画が現れるシーンがありますが、その壁画がコミカライズ版に出てきた、古代人が作った地球の護り神「ラーガ」ではないかと推測できるからでした。アニメには出てこないコミカライズオリジナルのラーガは地球版グレンダイザーとも言える存在で、その力は互角という巨大ロボです。

 一部のファンからは、ラーガが登場することでコミカライズのようなバッドエンドになるのでは? と危惧されており、原典のアニメでは未登場ながらもコミカライズ版で操縦者であった弓さやかが『U』で登場することから不安視されていました。

 はたしてどうなるかは不明ですが、筆者はこの壁画の前にある3つの石板らしきものにあるシルエットにも注目しています。なぜならばそのシルエットがダブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザーに見えるからでした。もしもそうならば原典とは違った展開がありそうです。

 このほかにも、前述したように1話限りのゲストもピックアップされるようなので、今後のサプライズに期待大と言えるでしょう。もっとも物語の中心が光子力研究所になるようで、宇宙科学研究所やシラカバ牧場は登場しない模様です。作品を賑やかせたコメディリリーフ、牧葉団兵衛の登場はないかもしれません。

 リメイク作品というものは変えても変えなくても、常に批判的な意見が出るものです。ある意味では、それを語ることで盛り上がっていくのは作品スタートまでの楽しみというものかもしれません。今後も予想外の情報が飛び込んでくるかもしれませんが、それすら楽しんで放送までの時間を待ちたいと思います。

(加々美利治)

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