【漫画】自分は将来「身長が伸びる」？ 大学病院で受けた検査が「ウソみたいな実話」
高校生のときは身長が低く童顔だった漫画家のコンテさん。特に不満には感じていなかったのですが、今後の身長の伸びしろについて調べるため、大学病院で検査することにしました。検査が進んでいくと、下半身の服をすべて脱ぐようにいわれて……。作者のコンテくんさんにお話を聞きました。
検査結果を聞いた先輩も困惑
高校生当時、身長156cmで童顔だった漫画家のコンテさん。育ち盛りな周りの友達に身長差をつけられていくなか、同じく背が低い149cm童顔の母親に、病院で詳しく検査することをすすめられます。そこで大学病院の小児科に行き、身体測定、手のレントゲンなどでまだ身長が伸びるのかどうかを調べました。
最後の検査として、下半身の服を全部脱ぐように指示されたコンテさんが受けた、身長の成長具合を調べる方法が予想外すぎて……？
コンテくんさん（@conte_kun）の実話を元にしたマンガ『背が低くて大学病院に行かされた話』がX（旧：Twitter）上で公開されました。いいね数は3.3万を超えており、読者からは「そんな方法で成長具合が分かるとは……」「気になるけど正直試しにくいですね」「確かにいろいろと成長具合は分かりそうだけど（笑）」などのコメントが寄せられています。
コンテさんは漫画家として活動しており、2023年3月には書籍『男子校の生態』（KADOKAWA）第1巻が発売されており、2024年3月25日発売予定の第2巻は現在予約受付中です。
作者のコンテくんさんにお話を聞きました。
ーー今作『背が低くて大学病院に行かされた話』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。
マンガを描き始めた2020年春頃に『背が低くて大学病院に行かされた話』のパイロット版描いていて、それが人生初バズマンガとなったんです。
そして今回「男子校の生態」の第2巻を2024年3月25日に出すことになったので、リメイクとして3年ぶりに改めて描き直してみようと思ったのが本作になります。
ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか？
3年前のパイロット版では淡々とそのとき起きた出来事を描いていたのですが、今回は親や男子校の先輩といったまわりのより細かい描写を描き加えました。個人的には、最後のコマの先輩の顔の絶妙な顔はこだわって描きましたね……（笑）。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか？
ただなんとなく自分のネタとなるエピソードを描いたつもりでしたが、「こんな検査があるとは知らなかった！」「娘も背が低いので有益な情報をありがとうございます！」などさまざまな声をいただいて体験の共有の意義を感じました。
マンガの冒頭にも描いた通り、僕は特に自分の背の低さを気にしてはいないのですが、身長のことを気にしている親御さんに対して『エッセイ体験談』として機能したのはうれしかったですね。
ーーほかにも、書籍『男子校の生態』（KADOKAWA）が2023年3月に発売されました。あらすじや、見どころを教えて下さい。
僕の中高6年間の男子校生活を描いたゆるっとしたエッセイマンガなのですが、「男子校あるある」というわけではなく「こんな男子校でこんな楽しいことがあったよー」くらいのゆるい感じで描いています。
たとえば「授業中にPerfumeを踊り出す子」や「厨二病めいたことを言う先輩」「ラブホについて語ってくれる先生」「休憩時間に裸でプールに飛び込む子」「話が短すぎる校長」「小さくて童顔の子が姫のように扱われる」といったエピソードの数々が出てきて、メッセージ性はとくにありません……（笑）。「こんな世界もあるんだ?ウケる」みたいなノリで読んでくださるとうれしいです。
ちなみに当時は身長が156cmでしたが、今は157cmにちょっとだけ伸びています（笑）。チビエピソードは『男子校の生態』のなかにほかにもありますので、よければぜひ！
第2巻が2024年3月25日に出るので、また男子校の世界をいろいろと描いていくので楽しみにしていただければと思います。
ーーコンテくんさんを応援しているファンの方へひと言お願いします！
ありがたいことに多くの方に「男子校の生態」手に取ってもらえたことをきっかけに、いろんな素敵な出来事が続き、とても刺激的な日々を送っています。
現在『男子校の生態』の第2巻（2024年3月25日発売)の単行本作業をしている最中なのですが、それが落ち着いたら、別のストーリーマンガも描いたりしたいですね。
自分のマンガをもっと多くの方々に読んでもらえるように、今後もがんばってマンガを描いていきたいですね。
（マグミクス編集部）
