第2期も決定!『薬屋のひとりごと』最終回に反響続出 「涙止まらん」「来年まで頑張る」
2023年秋からの連続2クール放送で人気を博したアニメ『薬屋のひとりごと』が、ついに最終回を迎えました。前話では主人公の猫猫や軍師の羅漢の過去に迫る内容が繰り広げられており、ファンから注目を集めていた物語の結末に、SNS上ではどのような声があがっているのでしょうか。
猫猫の出生の秘密とは
2023年10月から連続2クール放送されたアニメ『薬屋のひとりごと』、が2024年3月23日(土)放送の第24話「壬氏と猫猫」で最終回を迎えました。放送前からSNS上では「もう最終回なんて寂しすぎる」「復習して正座待機だ!」など、さまざまな声があがっています。
※以降の本文中にはアニメ『薬屋のひとりごと』第24話「壬氏と猫猫」の内容に触れています。
前話である第23話「鳳仙花と片喰」では、猫猫(CV:悠木碧)が実の父である軍師の羅漢(CV:桐本拓哉)と象棋の勝負を行います。この勝負に羅漢が勝った場合、猫猫は羅漢の娘として一緒に暮らし、負けた時は緑青館の妓女をひとり身請けするという賭けをします。そして、羅漢はこの勝負に負け、緑青館の妓女を身請けすることになりました。
同話の後半では、生まれつき人の顔が認識できない羅漢の半生と唯一愛した女性、猫猫の出生のいきさつと悲劇が語られます。
そして最終回である第24話「壬氏と猫猫」では、羅漢が緑青館に運ばれ、身請けする妓女を選ぶところから始まりました。ほとんどの人間が碁石に見える羅漢は、昔からの付き合いのある梅梅(CV:潘めぐみ)を選ぼうとします。
しかし、梅梅は「選ぶならちゃんと選んでくださいね」と言いながら館の奥の扉を開くのでした。そして、羅漢は23話で猫猫からもらった「枯れても美しい青い薔薇」のことを思い出し、扉の外にある病人部屋で猫猫の母親であり羅漢が愛した妓女の鳳仙(CV:桑島法子)を見付けます。
梅毒によって鼻や自我を失った彼女を見て、羅漢は最愛の人との再会に涙を流しながら、やり手婆(CV:斉藤貴美子)に彼女の身請けを依頼するのでした。
羅漢と鳳仙の再会や、鳳仙を姉のように慕いつつも羅漢に想いを寄せる梅梅の涙、その後に描かれた妓女の身請けを祝う猫猫の舞踏など、同話には原作ファンからの人気が高いシーンが詰め込まれています。終盤には、壬氏が猫猫を再びお姫様抱っこする場面(19話以来)も描かれました。
最終回を見たファンからは、「舞のシーン美しかったし、こんなにハマるとは思わなかった」「羅漢と鳳仙の場面めちゃくちゃグッときた」「羅漢の身請けの所までやってくれてほんとにありがとう、泣いたよ」「父親のこと種馬呼ばわりでも猫猫なんだかんだ優しいなぁ」など感動の声が相次いでいます。
また番組終了後には、2025年に第2期放送が決定したことも発表されました。第2期制作決定について、原作者である日向夏先生も「薬屋は元々小説四巻で綺麗に終わりという気持ちで書いていたので、三巻以降のエピソードがアニメ化するとなれば、手を合わせるしかありません。一期を観ていたとき視聴者の皆さんが覚えたであろう違和感が、二期でおそらく解消されるかと思います」とコメントし、SNS上ではファンから「これで来年まで頑張れそう」「これで2025年まで生きる理由ができたぞ!」と喜びの声が続出しています。
来年の第2期放送に備えて、今までのアニメ放送分や原作小説、コミックスなどを予習、見直すのもいいのではないでしょうか。
(LUIS FIELD)