『ガンダム』偽物のジム、再利用されたザク… 連邦・ジオンを巡るMSが胸アツ
ジオン軍の代表MS「ザクII」が地球連邦軍の手によって進化?

また、地球連邦軍は、ザクIIをベースとしたMSを開発したことがあります。『機動戦士Zガンダム』でティターンズの主力機として活躍した「ハイザック」が、それに当たるでしょう。
一年戦争後に地球連邦軍は従来機の改修と性能向上を目指し、そのなかで誕生したのが、旧ジオン公国軍のザクIIを設計のベースにしたハイザックだったのです。ティターンズ運用機の機体色はザクIIに似た緑色系で、地球連邦軍の運用機は青色系でした。かつてジオン軍の活躍を支えていたザクIIの後継機が、地球連邦軍によって開発されたのは皮肉のような話です。
ちなみに、1999年から2000年にかけて放送されたTVアニメ『∀(ターンエー)ガンダム』には、ザクIIにそっくりな「ボルジャーノン」という機体が登場します。同作における人類は、旧時代のさまざまな遺物が埋められた「マウンテンサイクル」から兵器などを掘り起こして利用しています。作中で発掘された「ザクIIにそっくりな機体」は、掘り起こされた土地の領主の名前にあやかって「ボルジャーノン」と名付けられました。
もちろん、ボルジャーノンはザクとは別物の機体として描かれていましたが、設定上はザクIIと同じ「MS-06」が与えられていました。時代が巡り、ザクがガンダムとともに戦う味方側の存在となったことは、ある種のロマンを感じさせます。
(LUIS FIELD)



