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『ドラゴンボールDAIMA』過去の敵キャラ復活? 大魔界の場で再登場が期待される

2024年10月から放送が始まる『ドラゴンボール DAIMA』は、新キャラクターのビジュアルが明かされました。ファンの間では「過去に描かれた敵キャラの再登場」について気にかける声があがっています。舞台が「大魔界」なこともあり、劇場版やアニメ本編に登場したオリジナルキャラの名も出ているようです。

アニメシリーズ定番の敵キャラ復活は描かれる?

『ドラゴンボールDAIMA』メインビジュアル第2弾 (C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション
『ドラゴンボールDAIMA』メインビジュアル第2弾 (C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

 2024年10月11日(金)から始まるアニメシリーズ最新作『ドラゴンボール DAIMA』の放送が迫っているなか、新キャラクターやトレーラー映像が公開され、『DAIMA』の世界観が徐々に明かされています。今のところ分かっていることは舞台が「大魔界」で、主人公「孫悟空」を筆頭に主要キャラ「ベジータ」や「ピッコロ」などが誰かの陰謀によって小さくなり、もとの姿に戻るために奔走するという設定です。

 新キャラクターとしては「グロリオ」「パンジ」「ゴマー」「仮面の魔人」などが登場し、大魔界という設定や見た目の印象から、魔族に関するキャラであることが予想されます。ただ原作で描かれた「フリーザ」や「セル」、「魔人ブウ」といった明らかに強敵感のあるようなキャラは発表されておらず、悟空たちが対峙する敵キャラの公開を期待しているファンも少なくありません。

 前作のアニメシリーズ『ドラゴンボール超』(以下、超)においては、ナメック星で激闘を繰り広げたフリーザが復活し、劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』では、『ドラゴンボールZ』の映画作品のみに登場した人気キャラ「ブロリー」、さらに劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』には、セルと似た見た目をした「セルマックス」が描かれ、過去作の敵キャラをリブートするという演出が取り入れられていました。

 もっとさかのぼればTVアニメ『ドラゴンボールZ』では、あの世にいるフリーザやセル、「バビディ」、『ドラゴンボールGT』でも作中であの世とこの世がつながった際に、「栽培マン」、「ナッパ」といった懐かしの敵キャラが再登場しており、『ドラゴンボール』のアニメ作品において「敵キャラ復活」という演出は定番になっている傾向にあります。

 こういった背景から、パラレルワールドという扱いだった劇場版のオリジナルキャラを続編のなかで描いて欲しいと願うファンも少なくないようです。例えば、よく名の挙がるキャラといえば、映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』に登場したフリーザの兄「クウラ」です。3回変身して、その都度パワーアップしたフリーザに対し、クウラは4回も変身することが可能で、公開当時は、宇宙の帝王と恐れられたフリーザよりも強いキャラとして注目を集めました。

 原作では、フリーザの親族として父親「コルド大王」しか描かれていませんが、原作の続編として描かれる『超』の劇場版に登場したブロリーのように、設定を後付けする形で「フリーザに兄がいた」としても違和感は出ないのではないでしょうか。

 とはいっても『DAIMA』の世界観を見る限り、小さくなった悟空が如意棒を使って冒険する様子から、「原点回帰」というテーマであることが見受けられるため、高い戦闘力同士で戦う激しい展開が想像しづらく、クウラの登場は期待できないかもしれません。

 しかし、舞台が大魔界という点を踏まえると、劇場版『ドラゴンボールZ』やTVアニメ『Z』で描かれたオリジナルキャラ「ガーリックJr.」の再登場は可能性があるように感じます。

 ガーリックJr.とは、地球の神様に恨みを持つ父「ガーリック」の生まれ変わりの魔族です。「ドラゴンボール」によって永遠の命を手に入れたため、劇場版では異空間の「デッドゾーン」に封印され、アニメ版ではデッドゾーンから抜け出して復活したものの、最終的には再びデッドゾーンに封印されています。もし『DAIMA』が『Z』で起こった出来事を引き継いでいる場合、魔族で不死身のガーリックJr.が何かのきっかけでデッドゾーンから抜け出して再登場しても違和感はないはずです。

 多くの注目を集めている『DAIMA』では、過去に描かれた敵キャラが再登場することはあるのでしょうか?

(LUIS FIELD)

【画像】絶対に出会いたくはない←でも好き こちらが『ドラゴンボールZ』の劇場版に登場した敵キャラです(3枚)

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