歴代ゲームの主人公で最強は誰? 「ピンクのあくまでしょ」「神殺しには勝てない」
我が子への愛情が「最強」を作り出す!

●終末世界の勢力図をひとりで塗り替える「最強夫/妻」
最初から凄まじい力を持った主人公もいますが、『Fallout 4』の主人公はごく普通の夫婦に過ぎません。夫は従軍経験があり妻は弁護士ですが、このふたりがゲーム開始後に経験する事態の前では非常に些末なことです。
突如核戦争に巻き込まれ、その寸前に施設へたどり着くことができたものの、そこはシェルターではなく冷凍睡眠の実験場。そこで、ふたりの子供「ショーン」とともに永い眠りに入るものの、目覚めるとショーンが連れ去られ、追いかけたパートナー(男性主人公の場合は妻、女性主人公の場合は夫)が撃ち殺され、主人公はそのまま再び冷凍睡眠に陥ってしまいます。
ようやく目覚めて外に出ると、そこは核の影響で文明が崩壊し、世紀末ともいうべき終末世界でした。核に汚染されてミュータント化した狂暴な生き物と、武装した組織が各地で勢力を争う暴力に支配された大地では、善良で無力な人々は虐げられ、飢えるばかりです。
愛すべき子供を奪われ、パートナーを失った夫/妻は、過酷極まる世界を突きつけられ……しかし、立ち止まることはしませんでした。銃の腕を磨き、己の身体を鍛え上げ、拠点を作り、パワードスーツすら使いこなす。そうしたエネルギッシュな活動の原動力は、全てショーンを取り戻さんがため。
その結果、世紀末に降り立った夫/妻は、この時代に軍事的な組織を築いた一団であれ、人造人間の救済を掲げた過激派であれ、高度な科学力を維持している集団であれ、どの勢力を敵に回しても殲滅し、勝利する実力を身につけました。
単純な「強さ」という意味では、他作品の主人公に及ばない面もあるでしょう。しかし、平凡な一市民から始まり、終末世界の勢力図をひとりで左右する存在にまで登り詰める振り幅の大きさは、ゲーム史上でも稀に見るほどです。「伸びしろ」という意味では、最強クラスといっていいでしょう。
●この肩書き、まさに最強!「神殺し」の戦士
主人公の強さを計るには、「どんな敵と戦い、勝ったのか」がひとつの目安になります。例えば、ドラゴンスレイヤー……いわゆる「竜殺し」はファンタジー世界における伝説レベルの肩書きですし、「巨人殺し」「悪魔殺し」などもパワフルな力強さが感じられます。
こうしたものと比べても一線を画しており、そして究極的なのが、「神殺し」の肩書きでしょう。世界の創世に関わり、この世のさまざまな事象や事柄を司り、人知を遥かに超えた力を持つ神……それを打ち倒す「神殺し」という行いは、偉業というほかありません。
神を殺すゲーム自体はいくつもありますが、1柱の神を倒す場合がほとんど。しかし、「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズで主人公を務める戦士「クレイトス」が倒した神は、1柱や2柱どころではなく、アレスにアテナ、ポセイドン、ハデス、ゼウスと、名だたる神々を次々と葬り去っています。
もちろん、クレイトスが打ち倒した神はこのほかにも数多くおり、その数は両手の指を使っても余裕で足りません。これほど多くの神々を屠(ほふ)ったクレイトスほど、「神殺し」の肩書きにふさわしい人物はいないでしょう。
『星のカービィ Wii デラックス』:
(C)HAL Laboratory, Inc. / Nintendo
『ゴッド・オブ・ウォー』:
(C)Sony Interactive Entertainment LLC. God of War is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.
(臥待)



