コナンを抑えて「意外過ぎる実写版」が3位？　「子供と観たい映画」激戦を制したTOP3は

納得の第1位は最新作も大好評

　毎週、何本もの映画が公開され、サブスクリプションサービスにも数々の作品が配信されています。子供のいる家庭は、家族みんなで映画を観る際に、安心して鑑賞できる作品を選びたいのではないでしょうか。このたび、「子供と一緒に観られる映画」のランキングが発表されました。往年の名作シリーズのほか、まだ記憶に新しい「意外な映画」もランクインしています。

　ランキングサイト「ランキングー！」は、2025年3月15日にリサーチを行い、10～50代の男女（性別回答しないを含む）4917名から回答を得た「子ども向け映画のおすすめ人気ランキング」のアンケート結果を発表しました。分かりやすく楽しい物語かつ、作品に込められたメッセージからの学びも多い子供向け映画のなかでも、上位の3つを紹介します。

※シリーズ作品はひとつとしてカウントしています。

●第3位：『はたらく細胞』（211票）

　堂々の第3位に輝いたのは、2024年12月13日に公開されたばかりの映画『はたらく細胞』（原作：清水茜）です。TOP10で唯一の、シリーズではない単体作品としてランクインしました。

　人間の体内の細胞を擬人化し、永野芽郁さんが「赤血球」役、佐藤健さんが「白血球」役を演じたほか豪華キャストが集結した本作は、人体の仕組みを分かりやすくコミカルに説明する物語のほか、実写版映画オリジナルで「人間の親子」の感動のストーリーも描かれ、好評を博しています。

　シンプルに面白く、さらに知識も得られるエンタメ作品として、公開から半年経たずして根強い支持を得たようです。毎年大ヒットしている「劇場版名探偵コナン」シリーズ（4位）を抑え、TOP3となりました。

●第2位：スタジオジブリ作品（『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』など）（359票）

　世界的アニメーション制作会社のスタジオジブリの映画は、各作品が多くの票を集めたようで累計で第2位となりました。

　日本では配信サービスで観ることはできませんが、何度も「金曜ロードショー」（日本テレビ系）で放送されていることもあり、子供に見せたい作品として名前があがっています。

●第1位：「映画ドラえもん」シリーズ（『ドラえもん のび太の恐竜』など）（453票）

　2位に100票近い差をつけたのは、最新作『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』も大ヒット上映中の「映画ドラえもん」シリーズです。藤子・F・不二雄先生が生み出したおなじみの「ドラえもん」たちは、いまの子供たちにも大人気で、ランキングに投票した大人たちからも、圧倒的支持を得ています。

　2006年に現在の声優陣の映画シリーズが始まってからは、『のび太の恐竜2006』『新・のび太の宇宙開拓史』など旧作のリメイク作も作られており、見比べて楽しむこともできます。また、公開中の『絵世界物語』はテンポのいいストーリーや、迫力のアクション、意外な隠しキャラの魅力など、さまざまな点で歴代のなかでもかなりの高評価となっているので、まだ子供に「映画ドラえもん」を観せたことがないご家庭は、同作から鑑賞しに行くのもいいかもしれません。

●4位以下のランキングはこちら

第4位：「劇場版名探偵コナン」シリーズ（『劇場版名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』『劇場版名探偵コナン ベイカー街の亡霊』など）（178票）

第5位：「トイ・ストーリー」シリーズ（166票）

第6位：「それいけ！アンパンマン」シリーズ（『それいけ！アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』など）（142票）

第7位：「劇場版ポケットモンスター」シリーズ（『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』など）（119票）

第8位：「アナと雪の女王」シリーズ（118票）

第9位：「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ（117票）

第10位：「ライオン・キング」シリーズ（114票）※同率

第10位：「劇場版 クレヨンしんちゃん」シリーズ（『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』など）（114票）※同率

（マグミクス編集部）

出典：ランキングー！
https://rankingoo.net/articles/movie/04633a