健太郎(高橋文哉)のどこを好きになった?『あんぱん』メイコ役・原菜乃華 自身の役について語る
大好評放送中の朝の連続テレビ小説『あんぱん』の7週目では、主人公「朝田のぶ」の妹「メイコ」が恋に落ち、そのかわいい姿が反響を呼んでいます。演じる原菜乃華さんから、オフィシャルコメントが届きました。
蘭子(河合優実)は「どこかお母さんのような、甘えたくなる存在」

放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、第7週目で恋に落ちた姿も話題を呼んでいる、朝田家の三女「朝田メイコ」を演じる原菜乃華さんのオフィシャルコメントが届きました。
――朝ドラ初出演となりますね。今回、メイコ役が決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
原菜乃華さん(以下、敬称略) 朝ドラはいつか出演できたらいいなぁと思っていた夢の場所だったので、すごくうれしかったです。メイコはザ・末っ子という感じで、愛嬌 あいきょうがあって、すごくかわいらしいキャラクターですよね。最初にこの役が決まったときは、朝ドラの愛されキャラを演じるということに責任の大きさを感じ、緊張していたんです。
でも、朝田家の皆さんがあたたかくて。セットに入って皆さんとお芝居をするだけでメイコにしてもらえたので、特にプレッシャーなどは感じずに臨むことができました。メイコ役として、皆さんに愛されるような妹を目指せたらいいなと思っています。
――メイコにとって、長女・のぶ(今田美桜)と、次女・蘭子(河合優実)はどんな存在だと思いますか?
原 のぶ姉ちゃんは、飾らず、まっすぐで、やると決めたことをやり通す力がすごく強いです。迷うことがあったとしても、一度「これだ!」と決めたら、そこに向かって最速で走り抜けることができる人なので。頼もしいお姉ちゃんだなと思いますし、メイコとしても勇気をもらえる存在です。蘭子姉ちゃんは、常に周りを俯瞰(ふかん)して見ていて。メイコのお世話もしてくれますし、どこかお母さんのような、甘えたくなる存在だと思います。
のぶ役の今田さんと蘭子役の河合さんは、やさしくて穏やかで、最初からたくさんお話してくださいました。私が出演している他の作品を見てくれていて、その感想を伝えてくださるんです。お芝居でもすごく頼りになりますし、お二人がお姉ちゃんで本当によかったなと思う毎日です。
――第7週では、メイコが健太郎(高橋文哉)と出会い、恋に落ちる場面も描かれました。
原 メイコからすると、健太郎さんは初めて出会うタイプの人だったんだろうなと。最初に会ったときも、変な人だなと思うような強烈なキャラクターですし(笑)。のぶ姉ちゃんと嵩(北村匠海)さんを仲直りさせるために二人で奮闘する場面もありますが、メイコとしては、健太郎さんの、人のためを思ってまっすぐ突き進めるところや、常に人を笑わせようとしている姿勢に心を打たれたんじゃないかなと思います。
あとはやっぱり、自分の歌をストレートに褒めてくれたことが、すごくうれしかったんでしょうね。メイコの初恋ですし、恋する乙女の顔を見て、視聴者の皆さんに朝からキュンキュンしていただけたらいいなと思います。
――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
原 辛いこともあるけれど、進み続けなければならない。そんな気持ちにさせてもらえる、強い力がある作品だと感じています。ありふれた日常の中にある幸せに改めて気付かせてくれるような、あたたかいストーリーですし、何よりのぶ姉ちゃんがどんなことがあってもまっすぐ進んでいってくれるので。その姿を見て、少しでも前を向いて生きていこうという気持ちになってもらえたらうれしいです。
(マグミクス編集部)