夏目真悟監督×マッドハウス『ghost(仮題)』発表 オリジナル劇場アニメ2027年公開
多くのアニメ作品を手掛けてきた夏目真悟監督による初のオリジナル劇場アニメーション作品が発表されました。公開は2027年を予定しているとのことです。
『ACCA13区監察課』のチームが再集結

2025年6月9日、アニメ『ワンパンマン』『四畳半タイムマシンブルース』などで知られる夏目真悟監督の、初となるオリジナル劇場アニメーション作品『ghost(仮題)』の制作が発表されました。2027年公開予定です。あわせて「制作決定ビジュアル」などが公開されています。
夏目真悟監督は、上述した『ワンパンマン』(2015年)や『ブギーポップは笑わない』(2019年)などアニメ作品の監督を数多く務め、監督・脚本・原作・演出を自ら担当したオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』(2021年)は世界最大級のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」テレビ部門コンペティション部門にノミネートされるなど大きな話題を呼びました。本作『ghost(仮題)』がオリジナル長編劇場アニメーションデビュー作となります。
アニメーション制作は、その『Sonny Boy』も担当し、長らく夏目監督とタッグを組んできたマッドハウス、キャラクター原案はマンガ家のオノ・ナツメ先生、キャラクターデザインは久貝典史さんが手掛けます。これはTVアニメ『ACCA13区監察課』(2017年)に引き続いてのチームです。
「誰しもの心の中にいる“ゴースト”。それは、言葉にならない、でもちゃんとここにある本物の気持ちのこと。本作は、“星空”を守るために世界の不条理に反抗する少女 ニケの孤独と勇敢さ、他者との関わりによる心の機微を叙情的に描き出す、挑戦的な作品となっています」(資料より)とのことで、夏目監督は「虚構とも言えるアニメーションで、今の時代性を汲んだ、リアリティを追求した作品を目指したい」としています。
●『ghost(仮題)』作品概要
【STAFF】
原作:夏目真悟、鈴木智尋、バンダイナムコフィルムワークス、マッドハウス
監督・脚本:夏目真悟
キャラクター原案:オノ・ナツメ
キャラクターデザイン:久貝典史
アニメーション制作:マッドハウス
(マグミクス編集部)