休載が続く『NANA』の今後に、温かい声が続々 「いつになってもいいから続きを…」
休載が続く名作マンガ『NANA』は、 2025年に入ってからも連載再開に関する動きはありませんが、コラボTシャツや実写映画のリバイバル上映など、ファンにとって嬉しい情報も出ています。16年続く休載について、多くのファンに共通する思いは……?
先生が思い描く結末を、いつか見届けたい

マグミクスは先日、《休載が続く『NANA』 2025年に入ってからの動きは? 今も「終わるまで死ねない」の声》という記事を配信しました。矢沢あい先生によるマンガ『NANA』は、音楽界での成功を夢見る「大崎ナナ」と恋多き「小松奈々(通称ハチ)」の間に結ばれた絆を中心とした恋愛群像劇として、2000年代に絶大な人気を集めましたが、作者の急病のため2009年から現在まで休載が続いています。
休載直前に描かれた、ナナの婚約者である「本城蓮(レン)」が事故によって死亡し、登場人物たちが悲しみに暮れるという衝撃展開を振り返る記事内容に、270件以上のコメントが寄せられています。休載が約16年続いているなかでも、多くの読者が『NANA』に関心を持っていることが感じられました。
特に目立っている読者の声は、「純粋に続きが読みたい」「いつになってもいいから」というものでした。
『NANA』に夢中になった世代の多くが、「あれから年を取ってしまった」と感じ、作品が過去の記憶になりつつあると自覚するも、「あの話は結局どうなったんだろう?」「タイムカプセルを開けるみたいな感覚で、いつか読めたら嬉しい」「小説でもいいから、結末が知りたい」といった気持ちが語られています。マンガの連載再開という形でなくてもいいから、矢沢先生が思い描いている結末を見届けたいという気持ちが、ファンの間にはあるようです。
「現実社会の大きな変化」に心配の声も

一方、休載が16年続いていることで、現在の社会が連載当時の時代設定(2000年代初頭)と大きく変わってしまっている点を心配する声もありました。
作中で数多く登場した「喫煙」の描写や、ファッション、ライフスタイルなどは、当時多くの読者を魅了しましたが、連載を再開した場合に、「世の中の変化がありすぎて、描くのが難しいんじゃないか」「時代の変化を作品の時代設定に反映させるのかどうか」といった点にも関心が寄せられています。
一方で、「現実とリンクする必要はない、『NANA』はひと昔前の話として読むことができる」という声もあり、作品の世界観を無理に変えてほしくないという意見も見られました。
読者のコメントのなかでもっとも多かったのは、「体調不良なら無理してほしくない」という声です。
できることならマンガの続きは読みたい、最後の結末を知りたいけれど、先生に無理はしてほしくない、という気持ちは、ほとんどの読者に共通する思いであると感じられました。「ご自身の体を一番大事にしてほしい」「体に無理せずに。何とか形にしていただけたら」といった声が数多くあがっていました。
本記事の執筆時点(2025年6月27日)時点で、連載再開に関する情報はありませんが、7月11日(金)に、「UNIQLO(ユニクロ)」とのコラボで、『NANA』や『天使なんかじゃない』など矢沢先生の代表作をモチーフとした描き下ろしイラストTシャツが発売予定です。
また、中島美嘉さんと宮崎あおいさんの共演による実写映画『NANA』の公開20週年を記念したリバイバル上映が7月11日から東京・渋谷「ホワイトシネクイント」で始まります。今回のリバイバル上映は、デジタル版として初めての公開となります。
(マグミクス編集部)
※宮崎あおいさんの「崎」は「たつさき」