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『閃光のハサウェイ』テロ組織へガンダム 「アナハイムならやる」皆思ってた巨大企業のえげつなさ

「ガンダム」シリーズ作品でおなじみ「アナハイム・エレクトロニクス」は、連邦政府との癒着も激しい巨大企業です。やりたい放題なのはご存じのとおりで、やはりみんなテロリストとの取引くらいは「当然やる」と思っているようでした。

カラクリは「独立採算制」

『UC』の時代の社章はこんな感じ。「STRICT-G『機動戦士ガンダムUC』ピンズ アナハイム・エレクトロニクス」(バンダイ) (C)創通・サンライズ
『UC』の時代の社章はこんな感じ。「STRICT-G『機動戦士ガンダムUC』ピンズ アナハイム・エレクトロニクス」(バンダイ) (C)創通・サンライズ

 マグミクスは2025年6月28日、「『ハサウェイ』主人公機『Ξガンダム』なぜゴツい? あとなぜテロリストのもとへ?」と題した記事を配信、これに多くの反響の声が寄せられました。

 記事では、環境テロリスト「マフティー」がなぜ軍事企業「アナハイム・エレクトロニクス」から最新鋭の「Ξ(クスィー)ガンダム」を調達できたのかという点について、「一介のテロ組織が、なんのコネクションもなしに発注できるシロモノではない」と述べ、コネもカネもあるバックがついていることにふれています。あわせて、同社がこれまで「敵対する勢力の双方と取引する程度は何でもない顔で行ってきた根っからの『死の商人』」であるとも説明しています。

 そのようなアナハイムについて、記事に寄せられた読者の声を見ると、やはり「アナハイムなら当然やる」と広く認識されているようでした。

 確かに過去を振り返れば、敵対陣営双方への武器供給のみならず、たとえば『機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY』に登場したMS「ガーベラ・テトラ」は、開発中止となった連邦のガンダム試作4号機を、ガワだけ変えてジオン残党「シーマ艦隊」へ横流ししたシロモノです。テロリストへの武器供給くらいのことはアナハイムならやるだろう、と誰しも思っているようです。

「マフティーはテロ組織だが、強い後ろ盾があって金持ってる。むしろアナハイムがガンダムを供給しない理由がない」という意見も聞かれました。またアナハイムは、各地の工場が独立採算制でほぼ別会社として機能しているため、仮にどこかの軍事勢力から咎められても「知らぬ存ぜぬを通せる」という、巧妙な組織体制への言及もあります。

 さらに、「ビスト財団」「ラプラスの箱」という材料があったとはいえ、「そもそも最初の戦争で『総人口の半分が死』んでしまった世界でそんなもの(ガンダム)を作れる企業が何社も存在する方がむしろ不自然な気が」という指摘にあるように、宇宙世紀では同社の寡占状態こそが現実的だという見方もあるようです。

「軍産複合体」としては、戦争、紛争が続いてくれないと自分たちの商品が売れなくなることから、「戦争や紛争の為にモビルスーツを供給するくらいはすると思います」との意見も見られました。実際、『機動戦士Zガンダム』で描かれた「グリプス戦役」以降のアナハイムは、「スプーンから宇宙戦艦まで」をキャッチフレーズとするほどの巨大企業となり、戦争こそが最大のビジネスチャンスという状況を作り上げています。

 このほか、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』においてMS「νガンダム」がMS「ギラ・ドーガ」の「ビーム・マシンガン」を問題なく使用できたように、敵味方関係なく規格を統一することで、戦場での利便性を高めているという指摘もありました。これも「死の商人」ならではの合理的判断といえるでしょうか。

「恐るべしは、アナハイム・エレクトロニクス。政府、連邦軍にその敵対勢力……まさに、金さえ積まれれば見境無し」というコメントが示すように、ファンの多くは同社の企業体質をよく理解しているようです。むしろテロ組織への武器供給も含めて、世界観のリアリティを支える重要な設定として評価されている、といったところでしょうか。

(マグミクス編集部)

【画像13枚】えげつな…悪どい商売が丸わかりなアナハイム製MSラインナップの一部

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