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夏休みを彩った劇場2作目『ガンダム 哀戦士』 主題歌を熱唱した井上大輔氏の波乱の生涯とは?

人気生番組『ザ・ベストテン』で大熱唱

 フィンガー5の「学園天国」、シャネルズの「ランナウェイ」など数多くのヒット曲の作曲家としても活躍した井上大輔氏は、大変な愛妻家としても知られていました。晩年は病気がちだった夫人の介護でつきっきりだったと言われています。

 網膜剥離に悩まされた井上氏は2000年5月にみずから死を選び、夫人も後を追うように翌年亡くなっています。アニメキャラに例えるのは不謹慎かつ不適切かもしれませんが、ランバ・ラルとハモンのような強い夫婦愛で結ばれていたように感じるのです。

 最晩年こそ悲劇的だった井上氏ですが、『哀・戦士編』の公開直後に人気歌謡番組『ザ・ベストテン』(TBS系)に生出演し、サックスを手に「哀戦士」を熱唱した姿は今も忘れることができません。

 あの夏、井上大輔氏は誰よりも熱い生命力を込めて、「哀戦士」を歌い上げたことは間違いありません。

(長野辰次)

【画像】「えっ、そうなの?」 これが「哀戦士」作曲者が手掛けた、懐かしすぎる80年代ソングです(5枚)

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長野辰次

フリーライター。映画、アニメ、小説、マンガなどのレビューや作家インタビューを中心に、「キネマ旬報」「映画秘宝」などに執筆。現在公開中の『八犬伝』(キノフィルムズ配給)の劇場パンフレットなどにもレビューを寄稿している。

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