放送60年「ウルトラマン」からブレイクした大女優たち 「ダメなら引退」の崖っぷちヒロインも?
特撮ドラマは1年間にわたって放映される作品が多く、主人公以外のキャラクターにも存分に感情移入することができました。初々しい若手女優が抜擢されたヒロインは、とりわけ気になる存在です。「ウルトラマン」シリーズの出演をきっかけに、人気女優へとブレイクしたヒロインたちを紹介します。
今や誰もが知る人気女優だが…?

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1966年に初登場して以来、60年にわたって多くの人に愛され続けているのが『ウルトラマン』(TBS系)です。「光の国」からやってきた巨人の活躍ぶりは、ファンの心にしっかりと焼き付いています。
シリーズ化された「ウルトラマン」は、各世代それぞれに応援してきたウルトラマンがいるように、一緒に戦う防衛隊の美しきヒロインの存在も忘れることができません。
第1作『ウルトラマン』のフジ隊員を演じた桜井浩子さん、第2作『ウルトラセブン』(TBS系)のアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さん以降も、さまざまなヒロインが登場しました。特撮ドラマへの出演がきっかけで、大ブレイクした人気女優たちの出演作を振り返ります。
主人公との恋模様が視聴者を惹きつけた
2026年9月に放送30周年を迎えるのが、1996年に放送が始まった『ウルトラマンティガ』(TBS系)です。当時16年ぶりとなる「ウルトラマン」シリーズの復活に、ファンは熱い期待を寄せ、また『ウルトラマンティガ』はその期待を裏切らない作品になりました。
ウルトラマンティガは、古代文明の巨人が現代に甦るという、旧シリーズとは異なる新設定のSFストーリーでした。特撮ドラマとして初となる「星雲賞」映画演劇部門・メディア部門を受賞しています。また、ティガに変身するダイゴ(演:長野博)と、特別捜査チーム「GUTS」のエースパイロットであるレナ(演:吉本多香美)の恋の行方にも注目が集まりました。
レナを演じた吉本多香美さんは、初代ウルトラマンことハヤタ隊員を演じた黒部進さんの長女です。親子二代で「ウルトラマン」シリーズのメインキャストになったことで大変な話題となりました。
ダイゴがティガであることに、レナは早くに気づきます。ひとりで戦おうとするダイゴに対し、レナは「私も光になって、一緒に戦いたい」と告げ、ふたりは心を通い合わせるようになります。
放送後に劇場公開された『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』(2000年)では、「GUTS」のメンバーが見守るなか、ダイゴとレナが結婚式を挙げるシーンが用意されました。
レナ役を好演した吉本さんは活躍の場を広げ、映画『皆月』(1999年)では売れっ子ソープ嬢に扮し、奥田瑛二さんと激しいベッドシーンを演じています。
その後、吉本さんは2011年から石垣島に移住し、家族と一緒の様子をSNSに投稿しています。コロナ感染の後遺症で寝たきり状態が長く続いたそうですが、2026年1月には「仕事を再開できるようになった」とSNSで報告しています。
お子さんと一緒に石垣島で過ごしている画像は、どれも光にあふれています。まるで「光の国」で過ごしているかのように思えます。

