「意外と知らない」『キャッツ・アイ』の最終回 主人公・瞳の正体は恋人にバレた?
アニメの最終回はひと味違う?

●劇中劇で描かれたアニメ版最終回
一方、TVアニメ第2期の最終回「愛のカーテンコール」は、原作とはまったく異なるアプローチを取りました。末っ子の愛が学校の演劇祭のために書いた脚本は、なんとキャッツが主役のノンフィクションのような物語だったのです。
この劇中劇では、瞳がキャッツ役を演じ、立候補した俊夫が刑事役で出演。さらに課長や女刑事の浅谷光子まで、現実と同じ役柄で舞台に上がるという設定でした。サイドストーリーとして、ハインツコレクションの指輪を美貌の夫人から盗もうとする展開も描かれます。
劇中劇のクライマックスでは、ついに正体がバレる瞬間が描かれます。暗がりで銃を構えるキャッツに対し、「お前の顔を見て死ねたら本望だ」と俊夫がライトを当てると、そこにはレオタード姿の瞳が立っていました。
正体を知られた瞳は自分の頭を撃ち抜こうとしますが、俊夫はそれを阻止して瞳を抱きしめます。瞳は涙を流し、俊夫もまた慟哭していました。
さらに、キャッツに逃げられたことを課長に報告する俊夫の前に、瞳が現れて「私です! 私がキャッツ・アイです!」と自分から正体を明かします。俊夫のクビを阻止するため、瞳は自分を逮捕するよう訴えたのです。課長は涙を浮かべながら手錠を俊夫に渡し、俊夫は泣きながら瞳に手錠をかけて抱き合いました。
しかし夫人の機転で盗みはなかったことになり、瞳の手錠も外されます。万雷の拍手のなか、キャッツの衣装を着た瞳と刑事の俊夫が腕を組んで幸せそうに歩くという、現実では決してあり得ない光景が描かれました。
現実に戻ると、実際のキャッツは夫人からダイヤを盗んでおり、俊夫は課長に怒鳴られ、瞳に励まされるという日常が続きます。
TVアニメ第2期はファンが見たかった場面を劇中劇で再現し、ふたりの本音を語らせるという、非常に巧妙な最終回だったといえるでしょう。
今回の令和版『キャッツ・アイ』の最終回では、どんな驚きの展開が描かれるのか、要注目です。
(マグミクス編集部)



