40代美女コスプレイヤーによる『ブラックラグーン』“ロベルタ”に「完ぺき」「クオリティー高すぎ」
40代コスプレイヤー「鷹村アオイ」さんによる『BLACK LAGOON』ロベルタのコスプレが話題に。メイド服姿で銃を構える圧巻のポージングと、細部まで作り込まれた衣装が高く評価されています。
ショットガンを片手でキープしながらも涼しい表情を崩さない

40代のコスプレイヤー「鷹村アオイ」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『BLACK LAGOON』の「ロベルタ」のコスプレが、圧巻のクオリティーで注目を集めました。黒いメイド服に白いエプロン、眼鏡と三つ編みという出で立ちで、両手に銃を構えたポーズは、原作の魅力を見事に再現。バーカウンターを背景に、スカートのすそを翻しながら堂々と銃を構える姿が印象的です。さらに作品ファンからは「ちゃんとカバンと手榴弾がある!」と細部のこだわりを評価する声も寄せられています。
とても40代とは思えない美しさとクオリティーを保つ鷹村アオイさんに、コスプレの注力ポイントと制作秘話を聞きました。
――『BLACK LAGOON』のコスプレに定評がありますが、これまで何キャラくらいコスプレをしてきましたか?
レヴィ、エダ、ロベルタ、シェンホア、バラライカの5キャラクターをコスプレしてきました。通常衣装だけでなく、単行本のおまけマンガで1コマしか登場しないようなマニアックな衣装も含めると、同作品だけで10パターン以上制作しています。
コスプレ全体で何キャラクターをコスプレしてきたかは、正直覚えていません。コスプレ歴は約30年になりますので、もう数えることはしていないですね(笑)。
ただ『バイオハザード』のエイダ、『無期迷途』のゾーヤ、ベヨネッタ、『HELLSING』の「インテグラ」など、一貫して「強い女性」に惹かれており、そういったキャラクターを中心にコスプレを続けています。
――今回のロベルタのコスプレをした理由はなんでしょうか?
広江礼威先生の描き下ろしイラストが非常に印象的で、とてもカッコ良かったことがきっかけです。そのイラストをもとにフィギュア化もされ、改めてロベルタというキャラクターの魅力を強く感じました。ロベルタが持つ「メイド服という清楚な記号」と、「圧倒的な暴力性」のギャップ、そしてその立ち姿の美しさに、今の自分でもう一度挑戦したいと思いました。
――ロベルタのコスプレで工夫した点や苦労した点は?
ロベルタは「SPAS-12」という重量のあるショットガンを片手で扱うキャラクターです。そのため、銃を片手でキープしながら涼しい表情を崩さずに立ち続けることが一番大変でした。
また、今回の写真ではスカートのひらみや髪の毛の動き、スリットから見える脚のラインなど、細部のバランスにも強くこだわっています。これらは一人では作れない表現で、撮影に参加してくれた仲間の協力があってこそ実現できました。周囲の方々にとても感謝しています。
――コスプレを続ける体力、クオリティーを高める秘訣を教えてください。
「そのキャラクターが好き」という情熱がすべての原動力です。コスプレは想像以上に体力、労力、精神力を使うものなので、本当に好きでなければ続けられません。「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、そのキャラへの熱量が最高潮にある時に集中して取り組むようにしています。
そのため、コスプレをする頻度は年に数回と多くはありません。その分、撮影の際は自身の骨格やパーソナルカラー診断の知識も総動員し、一回一回に全力を注いでいます。
(乃木章)



