ファンが選ぶ2025年「最も心に刻まれた」作品は? ”覇権アニメ”TOP3を発表!
待望の続編や話題のアニメが次々と放送され、ファンにとっては至福の1年が幕を閉じようとしています。そんな2025年を象徴する最高の1作を決定すべく、読者アンケートを行いました。ハイレベルな争いを勝ち抜き、1位に輝いた作品に注目します。
2025年の覇権アニメといえば?

2025年も、『メダリスト』『悪役令嬢転生おじさん』『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』と、良作ぞろいの1年でした。では、そのなかで、ファンの心に最も深く刻まれた「覇権作品」は何だったのでしょうか?
マグミクスでは、2025年12月10日から25日までの期間、「2025年の覇権アニメといえば?」と題して読者アンケートを実施しました。総投票数422票によって決まった、上位3作品を見てみましょう。
●3位:『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』(33票)
第3位は、『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』でした。この作品は魔女としての才能は天才的ですが、人とコミュニケーションを取ることが大の苦手な「モニカ・エヴァレット(CV:会沢紗弥)」が貴族の集う名門校に潜入し、第二王子を護衛する極秘任務を請け負う物語です。
「最強主人公が正体を隠して無双する」という王道的な爽快感がありつつも、繊細な心理描写と本格的なミステリー・伏線によって、視聴者から支持を集めました。2期の制作こそ決定していないものの、続報を期待する声もあがっています。
【回答者の声】
・友達との付き合い方がうまくいかないところをみんなが受け入れてくれるところ
・主人公の強いのに気弱というギャップ、人間的な成長も見られて、とてもエモい作品に感じた
・原作の再現度が素晴らしい
・人間不信に陥った主人公がさまざまな出会いと交流を通じて成長していく物語が良かった
・コロコロ変わる表情が面白かった
●2位:『薬屋のひとりごと 第2期』(33票)
第2位は『薬屋のひとりごと 第2期』でした。この作品は毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘「猫猫」と謎多き美形の宦官「壬氏」が宮中で巻き起こるさらなる難事件へと挑んでいく後宮謎解きエンターテインメントです。
第2期は、謎解き要素だけでなく、壬氏の秘められた過去や猫猫との急接近、とバラエティ豊かな要素が盛りだくさんでした。最終回直後には第3期の制作決定も発表されており、熱量は衰えるどころかさらに高まっています。
【回答者の声】
・ストーリーが面白い
・壬氏さまがかっこよすぎた
・サスペンス要素が秀逸で何度見ても飽きない
・楼蘭妃(子翠)との絡みがとても良かった
・壬氏と猫猫の急接近にドキドキしたし相変わらず謎解きが最高に面白かった
●1位:『アポカリプスホテル』(38票)
栄えある第1位は『アポカリプスホテル』です。この作品は人類亡きあとの銀座を舞台に、健気なロボットたちが銀河系最高峰の接客で客を迎えるホテルを運営する、シュールなギャグと切ない終末観が同居する、壮大なSF群像劇です。
「ゆるいギャグ」と「切ない終末観」の絶妙な塩梅が評判です。また竹本泉氏のキャラ原案を活かした独自のデザインや壮大な時間軸とSFとしての完成度の高さも相まって、2025年の覇権アニメ第1位に選ばれました。
【回答者の声】
・清々しい終末感で未来を感じる
・竹本泉さんの絵柄も素敵でしたし、話が数百年単位で壮大でした
・ディストピアな世界をゆるく描いていつつ膨大な時代も進んでいくのも面白かった
・際どい表現も多くどぎつさもあったが、終わってみればバランス良くまとまっており、娯楽作品としても本格SFとしても楽しめた
・人がいない世界であれだけ魅せられるとは思わなかった
・キャラのかわいさと文明崩壊後の世界観が胸にくる
●あなたにとっての2025年の覇権アニメは?
2025年のアニメ界は、待望の続編から独創的なオリジナル作品まで、まさに豊作の1年でした。今回ランクインした3作品は、いずれも高い完成度で私たちの心を掴んで離しませんでした。来年はどんな物語が私たちを驚かせてくれるのか、今から楽しみです。
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施しました。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。
(マグミクス編集部)