「再現度すごっ!」“元祖SDガンダム”を見事再現したガンプラに「感動」「横井画伯の箱絵そのまま」
M2さんが制作したガンプラ「元祖!RX-78-2ガンダム」が、SNSで反響を集めました。横井孝二さんが描いた懐かしのパッケージイラストを見事に立体化した本作は、「第28回全日本オラザク選手権」の【SDガンダムの部】で銀賞を受賞。「これぞSDガンダム!」と多くのファンが感動を寄せています。
「これぞSDガンダム!」

M2さん(X:@M2_ponkotsu)が制作した創作ガンプラ「元祖!RX-78-2ガンダム」が、SNSで反響を集めました。横井孝二さんが描いた懐かしのパッケージイラストを見事に立体化した本作は、2025年に開催された「第28回全日本オラザク選手権」の【SDガンダムの部】で銀賞を受賞。その圧倒的な再現度に「これぞSDガンダム!」と多くのファンが感動を寄せています。マグミクスでは、制作者のM2さんに制作の経緯やこだわりについてメールインタビューを実施しました。
本作の最大の特徴は、SDガンダムの生みの親である横井孝二さんのパッケージイラストを忠実に再現したプロポーションです。ベースとなったのは「ガンプラくんDXセット」と「BB戦士 200RX-78-2 ガンダム」、「SDEX RX-78-2 ガンダム」などですが、頭部はほとんどがエポキシパテで作り込まれています。
制作のきっかけについて、M2さんは「昨今なかなか欲しいキットが手に入りませんが、当時店頭に並んでいたガンプラくんとBB戦士のガンダムを買ってみたのがきっかけです。ガンプラくんのサイズ感を活かして何かできないか考えました。BB戦士の体にガンプラ君の頭を乗せた瞬間ひらめきました」と振り返ります。
「BBキットをベースに、かつてのSDの頭身を目指し売り場にあったガンプラくんの頭部を採用。まさに修羅の道。頭部はほとんどパテになりました」と制作の苦労を語るM2さん。頭部の造形では、「MGSD」などリアル寄りのSDではなく、カードダスや当時のイラストの雰囲気を出すため、横井孝二さんのイラストと何度も見比べながら「どこから見てもSDガンダム」となるよう作り込んだとのことです。
装備も充実しており、ビームライフル、ビームサーベル、そして存在感抜群のガンダムハンマーを完備。特にガンダムハンマーは100均のビーズアクセサリーのケースから自作され、元祖パッケージのようにハンマーを背負わせられる仕様になっています。
SNSでは「ど真ん中世代には安心感すら感じさせる。これぞSDガンダム!というこだわりのフォルム」「横井孝二さんの箱絵のまんま」「正に横井画伯のガンダムの立体化!素晴らしすぎます」といった称賛のコメントが相次ぎました。
第28回全日本オラザク選手権での銀賞受賞について、M2さんは「まだ信じられないくらいです。掲載号は家宝にします。SD部門は毎年素晴らしい作品ばかりなので、そのひとつとして並べられただけでも光栄です」と喜びを語っています。SNSでの反響については「SDガンダムはきっと誰もが通る道なので、割と幅広く刺さったのかと思います」とコメントしています。
今後の創作について「展示会など機会あれば是非皆さまの作品と合わせたいと思っています。ペースは遅いですが、今後ものんびり好きなものを作って行こうと思っています」としつつ、「それでは、次回を待て!」とSDガンダムファンにはおなじみのフレーズで締めくくりました。
懐かしさと新しさが融合した「元祖!RX-78-2ガンダム」。あの頃のワクワクを現代に蘇らせた傑作に、今後の作品への期待も高まります。
(マグミクス編集部)




