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『ばけばけ』熊本編で意外なワードがトレンド入り? ゴールデンカムイ好きが反応「衣装が」「そういう時代なの忘れてた」

連続テレビ小説『ばけばけ』では第20週から熊本編が始まりました。96話では、意外なワードがトレンド入りしています。

松江と比較して一気に明治時代感が

『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)
『連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド』(NHK出版)

 放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第96話(2月16日放送)にとあるワードが登場し、人気マンガ『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル)のファンが反応してX(旧:Twitter)でトレンド入りしました。『ばけばけ』は舞台が熊本に移ったばかりですが、主に北海道が舞台の『ゴールデンカムイ』とどのような関連があったのでしょうか。

 96話では熊本の第五高等中学校(現:熊本大学)で働き始めて3か月経った「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」が、同僚の「ロバート・ミラー(演:ジョー・トレメイン)」と、西南戦争(1877年)後の熊本には日本らしいものが何もないと、愚痴を言う場面がありました。

 すると、背後から英語教師「作山(演:橋本淳)」が現れ、「それでいいんです。今の時代は文明文化の強化促進」と話しかけてきます。その後、軍靴の音が聞こえてくると、作山は「ほら、第六師団です。日本の未来は明るい!もっと豊かで、西洋諸国と肩を並べる強い国になりますよ」と笑いました。しかし、ヘブンは窓から陸軍第六師団の訓練風景を見て複雑な表情を浮かべ、「大砲の音も嫌い 大嫌い」とこぼしています。

 朝ドラで急に「第六師団」という言葉が出てきたため、『ゴールデンカムイ』ファンは人気キャラが多数いる勢力「陸軍第七師団」を思い出してしまったようです。Xでは

「突然の第六師団の登場にゴールデンカムイ始まったのかと思った」

「第六師団!!!!ここで金カムで見た衣装が見られるとは!!」

「熊本の学校のグラウンドに普通に第六師団が演習してて一瞬鯉登少尉…!てなったけど鹿児島だったし第七師団だったけどこういう時代だったの忘れてた(松江長かったしそういう影なかったなって)」

「お、第六師団という語彙まで出てきた。日清戦争は近い」

「第六師団が映っていたことで意識を金カムに持ってかれたんだけど、ヘブン先生が好きになりそうなのはたぶん土方のじぃじとガムシンだよな……刀を振り回すほんまもんの日本男児だしな……その次が薩摩隼人の少尉殿かな……ってぼんやり思いながら観てた笑」

 といった反応が相次ぎ、「第六師団」がトレンド入りしました。

『ゴールデンカムイ』で九州といえば、第七師団の「鯉登音之進」少尉と、父の海軍少将「鯉登平二」の薩摩隼人の親子が思い浮かびます。1886年生まれの鯉登少尉は、『ばけばけ』96話の1892年2月時点では、まだ幼い子供として鹿児島の街中で遊びまわっている頃かもしれません。日清戦争(1894年~95年)の黄海海戦で亡くなった兄「平之丞」(1873年生まれ)も、まだ生きています。

 駐屯地が熊本で鹿児島出身の兵も多かった第六師団は1888年5月に編成された組織で、日清戦争では山東半島での威海衛攻略戦に参戦しました。ヘブンのモデルであるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、1894年10月まで熊本に住んでおり、友人の西田千太郎(「錦織友一」のモデル)宛の手紙では、「大部隊」が熊本から出発するのを見たことを語っています。

 ハーンはヘブンのように日本の西洋化、軍国化に関して複雑な思いを持っており、西田宛の手紙でも「居留外国人界隈では日清戦争のことを嘆いています」と書いていました。『ばけばけ』でも日清戦争開戦(1894年7月)後の場面があるかもしれません。

参考書籍:『ラフカディオ・ハーン 西田千太郎 往復書簡』(八雲会)、『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ!「まさかリンクするとは」「ちょっと時代被ってる」 コチラが『ばけばけ』96話でゴールデンカムイファンが思い出したものです

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