『クレヨンしんちゃん』原作の攻めすぎた言い間違い。今のTVでは流せない…?
どこまでもマイペースな5歳児、野原しんのすけの日常を描いた『クレヨンしんちゃん』は、1992年からアニメ放送が始まり、毎週キレのあるギャグをお茶の間に届けています。しかし『クレヨンしんちゃん』のギャグは、原作マンガのなかではもっとイケイケでした。時にはブラック過ぎるものも……?
お尻にパンティー! おバカな下ネタのオンパレード

国民的アニメとして長年愛されている『クレヨンしんちゃん』は、この2021年4月にも劇場版最新作『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』も公開される予定です。
アニメでは、お尻を左右に激しく振るブリブリダンスをはじめ、キレのあるギャグが魅力ですが、マンガではもっと攻めた内容もたくさんあります。今回は、おそらく現在のアニメではなかなか出せないであろう、しんのすけの攻めすぎた「言い間違い」をご紹介します。
●とにかくお尻大好き
尻でダンスを踊ったり、尻でボールをはじき返したり……とにかくお尻が活躍するのがアニメの『クレヨンしんちゃん』。言い間違いにも、お尻をからめたものが多く出てきます。
例えば、「鉄の壁」を「ケツの壁」(5巻)、「足手まとい」を「尻でまとい」(5巻)、「知合い」を「ケツあい」(6巻)、「家庭訪問」を「家庭肛門」(7巻)、「ドリフト」を「シリフリブリフト」(8巻)、「ご結婚」を「おケツコン」(13巻)、「へそくり」を「しりなす」(28巻)、「熱」を「ケツ」(32巻)、「雨降って地固まる」を「飴食って痔かたまる」(37巻)、「オッケー」を「おっけーつ」(43巻)、「名門私立小学校」を「肛門尻ツル小学校」(43巻)、「傑作」を「ケツさく」(47巻)という感じで、隙あらばすぐにお尻の要素を入れ込んでくるしんのすけ。5歳児とは思えない語彙力と、底知れない尻愛です。
●破壊力抜群の下ネタ
お尻だけならまだ可愛い気がしますが、そのほかの下ネタも強烈です。食事中の方は注意してください。
例えば、「お元気でね」を「おベンキでね」(6巻)、「幕の内」を「股の内」(7巻)、「クリスマスパーティー」を「クスリマスパンティー」(8巻)、「ディス イズ ア ペン」を「うんこ イズ ア ベン」(9巻)、「タイムスリップ」を「ショータイムのストリップ」(11巻)、「うんざり」を「うんこまみれのザリガニ」(16巻)、「もちろん」を「もろちん」(21巻)、「おまたせ」を「お股背」(35巻)、「ブランコ」を「ブラうんこ」(44巻)、「モチベーション」を「モチショーベン」(48巻)……という感じです。どれも子どもが好きそうなワードではありますが、夕方のご飯時にテレビで流すのは厳しいかもしれません。