『呪術廻戦』理想の上司4人 タイプはバラバラ、だけどついていきたい!
マンガやアニメでは、ふと「この人が上司だったら仕事を頑張れるのに……」と思えるような魅力的なキャラクターが登場します。強烈な個性を放つ『呪術廻戦』なら、筆者はこの4人の下につきたいです。
人格者に天才肌、現実主義者に超個性派…あなたは誰の下で働きたい?
仕事は楽しいと思えることもあれば、疲れること・つらいこともたくさんあります。そんなとき、優しくフォローしてくれたり、厳しく叱咤激励してくれたりする上司の存在は、とても心強いですよね。もしも『呪術廻戦』のキャラクターが上司になってくれるのなら。そんな妄想から、4人の「理想の上司キャラ」を選んでみました。
●作中ぶっちぎりの人格者:夜蛾正道学長
凶悪な呪霊との戦い、それよりもおぞましい人間の悪意とがうずまく社会を生きる呪術師たち。ひと癖もふた癖もある人物ばかりのなかで、個人的に「作中ぶっちぎりの人格者」と位置づけているのが、呪術高専の東京校学長・夜蛾正道です。
彼は作中、主人公・虎杖や自身が生み出したパンダ先輩に対して、厳しくも優しい、まさに教育者の鑑たる姿を見せます。きっと夜蛾学長が上司なら、部下が一人前として自立できるように、部下を導いてくれるでしょう。
●天才かつ部下思いなのがしびれる:五条悟
『呪術廻戦』で最強の名を欲しいままにする男・五条悟。マイペースで周りを存分に振り回す彼ですが、過去のつらい経験を糧に、後進の育成に力を入れるものすごく部下思いな男です。
呪術の素養がない虎杖に対しては、あえて彼の強みにフォーカスした指導をしたり、彼が作中一度命を落とした時は、知り合って間もないのに悔しさをあらわにしたり。スーパーポジティブで部下のやる気を高めるのもうまい彼に期待されたら、二徹、三徹だっていける気がします(いけません)。
●スーパー現実主義な秀才:七海建人
呪術師はクソ、労働はクソと初登場時はいかにもやる気のなさそうなセリフを吐き捨てていた、ナナミンこと七海建人。定時帰宅主義で時間外労働を嫌う、五条と正反対といえる超現実主義者です。
小さな絶望を何度も味わい、大人になった彼の言葉は、彼と同じ20代後半以降の方にはぐさぐさ突き刺さることでしょう。しかし、七海はいざとなれば強大な敵にも臆さず立ち向かうし、自分よりも若い虎杖たちを気遣い、危険から遠ざけようとする優しさもあります。
それでいて、五条にも信頼される確かな実力を持つ、いわば秀才タイプです。コミュニケーションを重ねるにつれ、「この人のようになりたい」と思わせる上司になってくれそうです。
●ファーストコンタクトですべてが決まる:東堂葵
とても10代には見えない、圧倒的な存在感と説得力を備えた男・東堂葵。虎杖と意味不明の共鳴(?)をし、彼の潜在能力を飛躍的に成長させた点では、後輩を育てる確かな指導力を感じます。
しかし、東堂がこの上ない味方になってくれるかは、ファーストコンタクトにかかります。好みの女性のタイプを聞かれ、彼の意にそぐわない回答をすれば、伏黒のようにボコボコにされるかもしれません。こ、こわすぎる……!
ただ、東堂はその存在を認めた相手はもちろん、その周囲の人物の評価も総じて高くなります。虎杖と共闘後、伏黒や釘崎に対しては温和な姿を見せていました。彼と仲良くなりたいなら、同僚とのチーム戦で活路を見出したほうがいいかも……?
* * *
人格者に天才肌、現実主義者に超個性派。しかしどのキャラクターも、部下をたくましく育て導く素質があります。彼らと一緒の仕事は、きっとすごく楽しく充実したものになるでしょう。
(サトートモロー)