連載開始から20周年! 『金色のガッシュ!!』屈指の“クセつよキャラ”
雷句誠先生の大人気コミック『金色のガッシュ!!』が2001年の連載開始から20周年を迎えました。魔界の子・ガッシュをはじめとするユニークなキャラクターたちが魅力的ですが、ファンの間ではどのキャラクターが印象に残っているのでしょうか。特に強烈なインパクトを与えた“クセつよキャラ”をご紹介します。
クセつよキャラは数々の名曲も生み出す?

ユニークなキャラクターが混在する『金色のガッシュ!!』は、「週刊少年サンデー」で連載されていた雷句誠先生の大人気コミックです。天才ゆえに孤独な中学生・高嶺清麿と魔界の子、ガッシュ・ベルがコンビを組んで戦うファンタジー系バトルマンガで、2003年4月より約3年間にわたってテレビアニメ『金色のガッシュベル!!』が放送されました。
同作にはガッシュをはじめ、ティオやキャンチョメなど個性豊かな魔物が数多く登場します。なかでもひと際異彩を放っているのが“華麗なるビクトリーム様”です。彼はアニメ第62話に登場した魔物のひとりで、頭も身体もVの字形状という見た目からインパクト強めのキャラクター。メロンをこよなく愛し、脳内再生不可避の名曲「ベリーメロン~私の心をつかんだ良いメロン~」を歌った張本人でもあります。キャッチ・マイ・ハート! ベリーメロン!
敵キャラながらその人気は凄まじく、雷句先生が「復活希望の手紙が1000通以上きたら再登場させる」と宣言した際には、目標数を優に超えるハガキが殺到したとか。
いっぽうインパクトでいえばキャンチョメのパートナー、パルコ・フォルゴレも負けていません。その見た目は長い金髪を携えたケツ顎イケメンで、女性たちから熱狂的な人気を集めるイタリアの世界的大スターです。一見、ただのイケメンキャラのようですが、彼には女好きでスケベという一面があります。初登場時にはフォルゴレの持ち歌『チチをもげ!』を披露し、たちまちギャグキャラを確立しました。
また魔物やそのパートナー以外で挙げるならば、ガッシュの遊び仲間にして天敵・ナオミちゃんもなかなかクセの強いキャラです。何かにつけてガッシュを目の敵にし、足こぎ式の愛車“ジュッテーム・ベーゼ号”でガッシュを追いかけまわすこともしょっしゅう……。そんな彼女のモデルは研ナオコさんであり、その証拠にナオミちゃんの服には「研」、アニメ版では「な」の文字が。雷句先生自身も、ブログで彼女のモデルが研ナオコさんであることを認めています。
(マグミクス編集部)