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横須賀で「よこすか海のアニメカーニバル」開催中。記念艦「三笠」にヤマト、湊あくあが次々登場

記念艦「三笠」艦内に、『ヤマト』ファンも驚く展示が

記念艦「三笠」艦内で展示されている、『宇宙戦艦ヤマト』。新旧作品の貴重な資料を見ることができる
記念艦「三笠」艦内で展示されている、『宇宙戦艦ヤマト』。新旧作品の貴重な資料を見ることができる

 次に訪れたのは、市内に店舗を構えるショッピングモール、「コースカベイサイドストアーズ」。スタンプラリー達成者用の景品交換所が設けられていたので担当者の方に聞いたところ、湊あくあの景品が一番人気とのこと。やはりTwitterフォロワー数100万超えは伊達ではありません。また、コースカベイサイドストアーズでは午後3時から2階センターステージ壁面の大型画面で湊あくあのPVも流れており、人気を博しているそうです。

 コースカベイサイドストアーズを出て、横須賀の観光名所のひとつ「ドブ板通り」を歩くと、そこかしこにスタンプラリーの幟が立てられ、存在感を発揮しています。ドブ板通りを抜けた先にあるのが、横須賀の有名ハンバーガー店「HONEY BEE」。横須賀のご当地グルメ「ヨコスカネイビーバーガー」でも知られる同店もコラボグルメ参加店舗のひとつで、特別メニュー「YOKOSUKAあくあバーガー HONEY BEE ver.」を提供しています。

 平日でも多くの来店客でにぎわう店内で待つことしばし、取材班の前に姿を現した特別メニューは、パテの上にベーコンと、とろけたモッツァレラチーズに、やはり湊あくあをイメージしたイチゴとベリーのお麩ショコラを乗せた一品。さらに下からハチミツをかけていただくとのことで、最初はおっかなびっくりだったものの、実際に口にしたところ、お麩ショコラはさくさくとした非常に良い食感だったことに驚かされました。パテやモッツァレラチーズもハチミツと非常に相性が良く、1968年から店を守り続けている名店の実力を舌で思い知らされました。

 お腹も膨れたところでしばらく歩き、たどり着いたのが三笠公園に鎮座する世界三大記念艦「三笠」。艦内では当イベントに参加している各タイトルのパネルなどの展示が行われており、等身大の湊あくあにSTU48のイラストパネル、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのパネルが出迎えてくれます。さまざまな展示品を眺めながら艦内を進んでいたところ、左舷中ほどの部屋に、なんと初代「ヤマト」シリーズのレコードのパッケージや、新品同様のケイブンシャの「ヤマト大百科」など、ファンを驚かせる品々が展示されていたのです。『宇宙戦艦ヤマト』ファンであれば、これを見られただけでも足を運んだ価値を感じられるでしょう。

 最後は三笠ビル商店街へと向かい、コラボ協力店舗を眺めて回ります。特に、大正時代に創業の「菊秀刃物店」では、過去に横須賀とゲームがコラボした際のオーダーメイドの包丁について熱心に説明していただきました。横須賀がアニメやゲームによって元気をもらっていることを感じられる取材となりました。

 新型コロナウイルスをはじめ、観光業を襲ったさまざまな影響が現在も残っていますが、「よこすか海のアニメカーニバル」は、横須賀とアニメやゲームなどのサブカルチャーは手を取り合いながら歩んでいることがよく分かるイベントです。

(早川清一朗)

※「よこすか海のアニメカーニバル」は、2021年11月28日(日)まで、横須賀市内の各店舗で実施中。5つ集めたスタンプを景品と交換できる「交換所」は、記念艦「三笠」、さいか屋、コースカベイサイドストアーズ、ドブイタステーション、横須賀モアーズシティ、アニメイト横須賀、三笠ターミナルの全7か所に設置されています。参加店舗やスタンプラリーの注意点、パネル展やコラボメニューなどの詳細は公式サイト(https://umiani.net/)でご確認下さい。

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【画像】「海アニ」で出会える「湊あくあ」コラボメニューと、ファン必見の『宇宙戦艦ヤマト』資料(13枚)

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