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『リバイス』で注目された仮面ライダーの怪人モチーフ御三家 クモ、コウモリ、そして…

平成シリーズで新たにクローズアップされたモチーフ御三家の存在

実は「コブラ」も仮面ライダーシリーズによく出てくるモチーフ。画像は「S.H.Figuarts ブラッドスターク 仮面ライダービルド」(バンダイ)
実は「コブラ」も仮面ライダーシリーズによく出てくるモチーフ。画像は「S.H.Figuarts ブラッドスターク 仮面ライダービルド」(バンダイ)

 2021年現在放送中の『仮面ライダーリバイス』でも、仮面ライダーが複数登場します。主人公である五十嵐一輝(いがらし いっき)の弟の五十嵐大二(だいじ)の変身する仮面ライダーライブと、フェニックスのメンバーのひとり、門田ヒロミが変身する仮面ライダーデモンズです。

 くしくも、このふたりの仮面ライダーのモチーフは、それぞれクモとコウモリでした。これはおそらく偶然ではなく、スタッフが意図していたものでしょう。しかし、そうなると気になるのが、新たに登場した一輝の妹である五十嵐さくらが変身する仮面ライダージャンヌです。そのモチーフはコブラでした。

 クモとコウモリとコブラ、この並びでピンと来たファンも多いことでしょう。これはライダーシリーズ第3の法則とも言えるものだからです。

 もともと、仮面ライダーシリーズでコブラモチーフの怪人は少なくありませんでした。初代『仮面ライダー』でも比較的初期の9話と10話にコブラ男が登場しています。しかし、特に目立った存在ではなく、仮面ライダーに一度は倒されながらも強化されて翌週に登場したくらいです。

 ところが、マンガ版に注目すると意外なことが見えてきました。仮面ライダーと戦った3番目の怪人がコブラ男だったのです。そして、マンガ版の本郷猛が変身した仮面ライダーは、怪人とは「くも男、こうもり男、コブラ男、へび姫メドウサ」としか戦っていません。つまりクモ、コウモリ、コブラ(へび)の3種は特別な意味を持っているということです。

 再び仮面ライダー1号・2号が戦う劇場版『仮面ライダー THE FIRST』でも、登場した怪人はスパイダー、バット、コブラ、スネークの4体だけでした。ちなみに、コブラの人間名の「晴彦」、スネークの「美代子」はマンガ版と同じです。

 この他にも『仮面ライダードライブ』では、怪人となるロイミュードの素体がスパイダー型、バット型、コブラ型の3種類になっていました。『仮面ライダービルド』では初期の敵役であるナイトローグがコウモリ、ブラッドスタークがコブラだったことからか、続編である「Vシネクスト」の『ビルドNEW WORLD仮面ライダークローズ』で、クモがモチーフの仮面ライダーキルバスが登場しています。

 平成シリーズ以降のスタッフは、クモ、コウモリ、コブラを意識的に御三家として扱っているのかもしれません。

 ちなみに『リバイス』では、敵組織デッドマンズの幹部たちの怪人形態がウルフ・デッドマン、ダイオウイカ・デッドマンになっていることから、『仮面ライダー』におけるショッカー幹部の怪人形態へのオマージュだと考えている人も多いようです。となると、まだ登場していない3人目は……?

 放送開始から2か月ですが、物語はまだまだ序盤。今後の展開にはいろいろな想像が尽きませんね。

(加々美利治)

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