マグミクス | manga * anime * game

『ガンダム 水星の魔女』で復活!「日5アニメ枠」の歴史 昭和時代から話題作を放送

『ギアス』『ハガレン』『ガンダム』といった名作を生み続けた日曜午後5時のアニメ枠、通称「日5」。それは、昭和の時代でも名作を生み出した時間枠だったのです。

平成ガンダムシリーズなどの名作を生み出した放送枠

2022年10月から「日5」枠で放送予定の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』タイトルロゴ (C) 創通・サンライズ
2022年10月から「日5」枠で放送予定の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』タイトルロゴ (C) 創通・サンライズ

 ガンダムシリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が、MBS/TBS系全国28局ネットの日曜午後5時のアニメ枠(通称「日5」)にて、10月より放送開始となることが決定しました。そこで、あらためて「日5」の歴史について振り返ってみましょう。

 公式的には「日5」最初の作品は『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(2008年4月6日~9月28日)となっています。続いて放送された『機動戦士ガンダム00(2nd Season)』(2008年10月5日~2009年3月29日)が、「日5」初のガンダムシリーズでした。

 もともと、この「日5」と呼ばれる枠は、土曜午後6時からの「土6」と言われる枠が移動してきたものです。報道枠の拡大という形で、日曜日に放送されていたニュース番組が「土6」に移動、アニメ枠は「日5」に移動しました。

 後に「日5」は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)』(2016年10月2日~2017年4月2日)を最後に8年半にわたって続いてきた枠が消滅、MBS/TBS系列の全国ネットのTVアニメは『アニメサタデー630』と呼ばれる土曜午後6時半から7時半の1時間のアニメ枠に引き継がれます。

 しかし、この枠も『ゾイドワイルド』(2018年7月7日~2019年6月29日)と『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』(2018年1月6日~2019年6月29日)を最後に消滅しました。

 こういった経緯から「日5」として5年半ぶり、MBS/TBS系列としても深夜の時間帯以外のファミリー枠で、再放送ではないTVアニメを放送するのは3年3か月ぶりとなるわけです。

「日5」枠のTVアニメは、とにかく話題性がありました。まず前述した作品のように、TVアニメにシーズン制を本格的に導入したことが挙げられます。それまでも人気作品では続編が制作されることがありましたが、マンガ原作作品などのTVアニメ化で原作に追いつくという問題を解決し、分割クール制を一般に定番化させたのは「日5」がきっかけでしょう。

 逆にリメイクという形になった『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年4月5日~2010年7月4日)では、原作マンガ最終回に合わせる形で1クール(3か月)延長させ、ほぼ同時に最終回を迎えて話題になりました。

 しかし、この分割クール制の弊害か、枠が消失したために他局で放送されるようになった作品もあります。『七つの大罪』(2014年10月5日~2015年3月29日)や、『僕のヒーローアカデミア』(2016年4月3日~6月26日)などがそうでした。

 ガンダムシリーズも「ガンダムビルドシリーズ」や「SDガンダムシリーズ」などの新作、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』(2019年4月29日~8月12日)といった編集作品は他局で放送されています。しかし、「日5」枠消滅以降に「機動戦士ガンダム」のタイトルを継承したTV用新作では製作されていません。

 つまり「日5」枠復活は、ガンダムTVシリーズ復活にふさわしい古巣の舞台、ということになるかもしれません。

【画像】「日曜5時」の放送で注目を集めたアニメ作品たち(6枚)

画像ギャラリー

1 2