超絶鬱展開『タコピーの原罪』が話題!「ジャンプ+」オリジナル作品3選
「少年ジャンプ+」は、オリジナル作品や「週刊少年ジャンプ」掲載の話題作などが読める集英社のWebマンガ誌。同誌から生まれた人気作品も数多く存在し、新連載がスタートする際にはその都度大きな注目を集めています。なかでも読者の間ではどのような作品が支持されているのか、ネット上で話題の人気作品をまとめました。
「ジャンプ+」作品は神作ぞろい!?

『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』をはじめとする、さまざまな人気作を輩出してきたWebマンガ誌「少年ジャンプ+」。今や月間読者数はアプリとブラウザで計1000万人を超え、ネット上では「どの作品もおもしろい!」「『ジャンプ+』の連載作品が神すぎる」などと盛り上がりを見せています。
たとえばタイザン5先生が描く『タコピーの原罪』は、宇宙にハッピーを広めるために旅しているハッピー星人・タコピーと笑わない少女・しずかちゃんの出会いから始まるヒューマンドラマです。第1話には「これは、ぼくときみの最高にハッピーな物語――」とつづられており、タコピーもタコをゆるキャラ化したようなかわいらしいフォルム。おまけにタコピーは「ハッピー道具」なる不思議なアイテムを持っていて、しずかちゃんをハッピーにしようと奔走していくのですが――。
どことなく『ドラえもん』を彷彿とさせる設定やタコピーのファンシーな見た目とは裏腹に、その内容は心がえぐられるような鬱展開の連続。詳細はあえて伏せるとして、第1話が連載された当初は「ゆるふわコメディかと思ったら、かなりブラックな『ドラえもん』だった……」「浅野いにお先生の『おやすみプンプン』と同じ匂いがする」といった反響が相次いでいました。
いっぽうスリリングかつ予測不能な展開で注目を集めているのが、龍幸伸先生の『ダンダダン』です。物語はふたりの少年少女の出会いから始まり、やがて常軌を逸した(?)怪奇バトルへと発展していきます。テンポの良いストーリー展開、圧巻の筆致で描かれるバトルシーンなども相まって、「読み始めたら止まらないマンガ」として一目置かれています。
対して橋本悠先生の『2.5次元の誘惑』は、2次元のキャラクター・リリエルをこよなく愛すマンガ研究部部長・奥村と3次元女子・天乃リリサをメインにすえたドキドキコスプレコメディ。第1話だけを見るとお色気要素の強いラブコメといった印象ですが、物語が進むにつれて同作は大変貌を遂げます。公式サイトで「最もジャンプなコスプレマンガ」とうたわれている理由が分かるはずです。
(マグミクス編集部)