『ファイナルファンタジー』シリーズ最強の魔法といえば? 星をも破壊する威力…
RPGの華と言えば、やっぱり魔法でしょう。今回はそのなかでも『ファイナルファンタジー』シリーズについて、代表的な4つを紹介してどの魔法が最強なのか比べてみます。 物語での扱われ方やその圧倒的な威力を紹介しますので、これぞ最強という魔法はどれなのか、ぜひ考えてみてください。
世代によっても違う?最強魔法の数々…

登場人物、武器、敵、どれが強いのか、最強はなんなのか、ゲーマーならきっとそんな議論に花を咲かせたことは一度や二度ではないはず。
そこで今回は『ファイナルファンタジー』の魔法のなかでも最も強力な魔法は何かを考察します。なお、記事の性質上「ファイナルファンタジー」シリーズのネタバレを含みますので、あらかじめご了承ください。
●命を懸けて封印をといた究極の魔法アルテマ
『ファイナルファンタジーII』で初登場、ミシディアの塔に封印された究極魔法で、魔導士ミンウの命と引き換えに手に入れることができます。しかし『ファイナルファンタジーII』においては、他の武器や魔法の熟練度によって威力が変わるため、高威力を出すため相当の手間が必要でした。なので、「究極」という割にそんなに強くない、という印象を持った人は少なくないでしょう。せっかくミンウが命を賭してまで手に入れたのに……。他シリーズでは、強力な無属性全体魔法として活躍する場面もちゃんとあります。
また、『ファイナルファンタジーIX』では、ボスのトランス・クジャが倒されると、ジタンたちを道連れにしようとして放ちます。エフェクトも派手で、究極魔法アルテマと言えばトランス・クジャを思い浮かべる人も多いのでは?
●「パワーをメテオに」「いいですとも!」 隕石落とし・メテオ
どの作品から「ファイナルファンタジー」シリーズに入ったかでも、最強魔法の印象は大きく変わるかもしれません。『ファイナルファンタジーIV』なら、やっぱりメテオでしょう。
メテオはおそらく、『ファイナルファンタジーII』の「いんせき」が原型で、メテオとしてちゃんと登場したのは『ファイナルファンタジーIII』から。そして『ファイナルファンタジーIV』では、賢者テラが娘の仇であるゴルベーザに対して、命を懸けて使う究極魔法として扱われます。その後ゴルベーザは味方となり、フースーヤと協力して、Wメテオを放ちます。その時のセリフ「もうひといきじゃ パワーをメテオに」「いいですとも!」の掛け合いは「ファイナルファンタジー」シリーズ屈指の名シーンです。