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鬼滅のアニメーター息して!『刀鍛冶の里編』で注目の「作画がきつそうなシーン」3選

『鬼滅の刃』を手がけてきた、アニメ制作会社ufotable。刀鍛冶の里編でも、予想をはるかに超える「神作画」が披露されることへの期待感を、抑えることができません。その力の入れ具合に、むしろ「アニメーターさんたち、大丈夫かな?」と心配してしまうほど。そんな神作画が来るであろう、注目のシーンを紹介します!

見どころがたくさん! アニメーターさん、がんばって…!

2023年2月3日公開『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』本ポスター (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
2023年2月3日公開『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』本ポスター (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 アニメ『鬼滅の刃』において、美麗な背景や圧巻の戦闘シーンは、もはや外すことのできない存在となりました。数々の名シーンで、視聴者をとりこにしてきたのは、アニメ制作会社のufotableです。ついに1話が上映された「刀鍛冶の里編」でも、同社による神作画に期待が集まります。原作ファンの立場から、そんな神作画が披露されるであろう、今後の注目のシーンを紹介します。

※この記事では「刀鍛冶の里編」2話以降のエピソードについての記載を含みます。

(1)からくり人形・縁壱零式との特訓シーン

 刀鍛冶の里の少年、小鉄の先祖が作り上げたという、はるか昔に存在した剣士の動きを再現しようと作り出した人形「縁壱零式」。この人形の特筆すべき点は、合計6本にまで増えるという腕で繰り出される剣術です。6本腕の剣士というと、別のジャンプ作品のある男を思い出しますね。

 腕を増やさないと再現できないくらい、その剣士の腕はすさまじかったのだとか。他のアニメ作品においても、これだけ多くの腕で剣を振るう剣士はそういないはず。2刀流どころではない剣術がどう描かれるのかが、注目ポイントです。

(2)恋柱・甘露寺蜜璃の日輪刀による戦闘シーン

 鬼殺隊の頂点である柱たちは、全員が特徴的な武器と呼吸の使い手です。そのなかでも、本作で登場する柱のひとり、甘露寺蜜璃の刀は群を抜いて特殊な形状をしています。薄くしなるその刀で、甘露寺蜜璃は新体操のように軽やかに舞い、敵へ攻撃をしかけます。

 彼女の戦闘は、画面いっぱい縦横無尽に動き回るように描かれることでしょう。武器と彼女の動きは、アニメでどう表現されるのでしょうか。

(3)霞柱・時透無一郎の覚醒

「刀鍛冶の里編」のうれしい点は、過去作よりもひとり多く柱が登場するということ。柱が増えるということは、その分激しい戦闘が増えるということでもあります。甘露寺蜜璃とは別に、「刀鍛冶の里編」で登場する霞柱・時透無一郎は、このシリーズを通して葛藤を乗り越えます。

 そこからの戦闘シーンで、時透無一郎は「霞」の名にふさわしく、見た目の派手さとはひと味違う強さを見せつけます。甘露寺蜜璃とは対照的な描かれ方になると思うので、その違いも合わせて楽しみたいところです。

番外編:恋柱の入浴シーン

「刀鍛冶の里編」にて、甘露寺蜜璃は温泉に入ったシーンで初登場します。前作の「遊郭編」にもなかった、『鬼滅の刃』でかなり貴重なお色気シーンは、今作で披露されることとなるのです。

 個人的な推測ですが、このシーンは温泉の風景なども含めて、「刀鍛冶の里編」で特に美麗に描かれることになるのではと思っています。とはいえ、物議をかもすという点において、これまでとは明らかに違う形で注目なシーンとなるに違いありません。

 ほかにも「刀鍛冶の里編」には、注目したいシーンがいくつもあります。新キャラの登場、柱全員集合、炭治郎の成長、禰豆子の活躍……。考えれば考えるほど、アニメ本編が楽しみになってしまいますね。アニメーターの皆さん、どうか無事にこの大作を乗り切ってください……!

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(サトートモロー)

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