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『シン・ウルトラマン』ゼットンの擬人化コスプレがカッコ可愛い! 細部までこだわった造形スーツ

2023年2月12日、千葉県・幕張メッセにて開催された世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル 2023[冬]」にて、映画『シン・ウルトラマン』天体制圧用最終兵器ゼットン(擬人化)を披露したコスプレイヤー・もころすさんを発見。本人にこだわりと制作秘話を聞きました。

細部までこだわった造形スーツがかっこ可愛い

ゼットン(擬人化)に扮するもころすさん(Twitter @mokorosu)、撮影:乃木章(Twitter @Osefly)
ゼットン(擬人化)に扮するもころすさん(Twitter @mokorosu)、撮影:乃木章(Twitter @Osefly)

 2023年2月12日、千葉県・幕張メッセにて、世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル 2023[冬](WF2023冬)」が開催されました。同イベントはプロ・アマ問わずに制作したフィギュアなどを展示・販売できることから、造形にこだわったコスプレを披露するコスプレイヤーも多いです。茨城在住のもころすさんは、自ら造形した、映画『シン・ウルトラマン』天体制圧用最終兵器ゼットンの擬人化コスプレを披露。本人にこだわりと制作秘話を聞きました。

――コスプレ歴を教えてください。

 コスプレをしている友達ができた事がきっかけで、コスプレを始めました。あれから10年ほど経ちましたが、今もその時もらったコスプレ雑誌は大切に保管してあります。

――コスプレの頻度はどのくらいですか?

 近頃は月1か、2ヶ月に1度くらいで、大きなイベントや撮影日に合わせて衣装を作っています。年々作るものは工数が多いものになってしまい、数ヶ月前から予定を立てないと間に合わなくなってきています(笑)。

――さまざまな人外コスプレをしていますね。

 当初から擬人化は好きで、よくコスプレしていました。大きなイベントで出したのは2012年開催の「コミックマーケット」が初めてで、『魔法少女まどか☆マギカ』のキュゥべえでした。

――ゼットンの衣装はどのように作られたのでしょうか?

 まず自分でデザインを作成します。その後、イラスト投稿サイトなど酷似しているイラストがあれば、絵師さんに「参考にしていいですか?」と確認を取ります。イラストで描かれるのも、それまでたくさんの苦労があった訳ですので、先に投稿された方へのリスペクトは大切にしています。

 今回は素晴らしい絵師さんがいて、その方のイラストをベースに、私の考えを交えたデザインとなりました。後日、サプライズで私のコスプレ姿のイラストをプレゼントしてくれた時は感動しました。

――コスプレイヤーさんが集合する「コスプレギャザリングステージ」にも立ちました。

 今回はゲストという事で、担当時間も短く、とても気が楽だったのでありがたかったです(笑)。自作衣装や造形にこだわって参加されている方も多く、ワンフェスのテーマに合ったコスプレイヤーさんが集まったかなと思います。

――最後に、次にやりたい人外コスプレを教えてください。

 キャラクターを衣装に落とし込む作業も楽しいですが、原作時点での擬人化キャラクターにも挑戦してみたいです。擬人化を好きになるきっかけとなった、吉崎観音先生の使徒XXシリーズは憧れです。

(乃木章)

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