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【漫画】助けてくれた幼なじみが左足を失った オチで「重い」の意味が変化し「涙が止まらない」

幼なじみのサキとちづるは同じ陸上部で、一緒に下校するほど仲良しです。ある日、ふたりはトラックの事故に巻き込まれてしまい……。作者の風谷レオナさんにお話を聞きました。

ふたりの強い絆に「素敵」「尊い」

突然、トラックが突っ込んできて?(風谷レオナさん提供)
突然、トラックが突っ込んできて?(風谷レオナさん提供)

 陸上部のエース・立花サキは、同じ陸上部の宮本ちづると仲のいい幼なじみでした。ふたりで仲良く下校中、トラックの事故に巻き込まれてしまいます。サキは無事でしたが、サキをかばったちづるは左足を切断しなければなりませんでした。かばってもらったサキは、ちづるへの自責の念に駆られて……。

 風谷レオナさん(@kazetani_reona)による創作マンガ『友達の左脚が無くなった話』がTwitter上で公開されました。いいね数は5.2万を超えており、読者からは「涙が止まらない」「『重い』という言葉に込められた意味に感動」「ただただ尊い作品」などの声があがっています。

 作者の風谷レオナさんにお話を聞きました。

ーー風谷レオナさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 幼稚園の頃に自分で絵本を描いて、それを先生に見せたらすごくほめてもらってうれしくて。そこから自由帳にマンガみたいなものを描くようになりました。

プレッシャーに押しつぶされそう(風谷レオナさん提供)
プレッシャーに押しつぶされそう(風谷レオナさん提供)

ーー『友達の左脚が無くなった話』のお話はどのように生まれたのでしょうか?

「自分の体のどこがなくなったら一番辛いか」みたいな妄想をたまにするのですが、体の部位の優先順位って人によって違うんだろうなと思って、どの部位も大切じゃないって思ってしまう子を描いてみたいなと思いました。

ーー登場人物の表情や演出など、見どころが詰まった作品です。風谷レオナさん自身が特にこだわって描いた点を教えて下さい。

 ちづるが自分の本当の気持ちを表し始める後半は、台詞に頼りすぎず、絵だけで伝えられるように表情などをこだわりました。

ーーTwitterの投稿には、たくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について教えて下さい。

 全部うれしいのは当然として、自分の一番伝えたかった部分がちゃんと届いているなと思えるようなコメントをいただけると描いてよかったなと思えます。

ーー今後、Twitterなどで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 とりあえず掲載を目指して頑張りたいです。応援していただけると幸いです!

●風谷レオナさんが過去に描いた作品まとめはこちら

(マグミクス編集部)

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