マグミクス | manga * anime * game

実現する? 人気マンガの因縁ありすぎな「リベンジマッチ」 完結前にお願い!

長年愛され続けるマンガのなかには、読者に期待されている因縁の「リベンジマッチ」が存在します。しかし、そのなかには、単行本で100巻以上経っても実現していない戦いもあるのです。多くの読者から、「完結を迎える前にどうしても見たい」と言われている因縁の「リベンジマッチ」を紹介します。

そろそろ実現する? 初期から続く因縁の対決

ガッツとグリフィスが背を向け合う『ベルセルク』22巻(白泉社)
ガッツとグリフィスが背を向け合う『ベルセルク』22巻(白泉社)

 バトルマンガでは数多くの戦いが行われていますが、長期連載されている作品のなかには、何年も再戦を期待されながら、実現していない戦いもあります。今回は、物語が終わる前にどうしても実現して欲しい、長寿マンガの因縁のふたりによる「リベンジマッチ」を紹介します。

※この記事では『ONE PIECE』『ベルセルク』の単行本未収録の内容に触れています。

●ゾロvsミホーク:『ONE PIECE』

 最終章に突入した『ONE PIECE』で、ぜひとも実現して欲しい「リベンジマッチ」といえば、ゾロとミホークの戦いを挙げる方が多いのではないでしょうか。世界一の大剣豪を目指すゾロと、「世界一の剣士」ミホークの因縁は、物語序盤の第6巻で始まりました。

 サンジが働いていた海上レストラン・バラティエとクリーク海賊団の抗争の最中に、暇つぶしに偉大なる航路(グランドライン)から、東の海(イーストブルー)までクリーク海賊団を追ってきたジュラキュール・ミホーク。目標である「世界一」を目の前にしたゾロは、戦いを挑みますが、世界一の壁は高く、ゾロの剣はミホークには通じません。そして、ミホークの世界最強の黒刀「夜」の一撃を受けたゾロは、意識を失って海中に沈んだのです。

 その後、一命をとりとめたゾロが、涙ながらに「おれはもう!二度と敗けねェから!!」とルフィに誓う場面は感動的です。もちろん、再戦を望む声も多いのですが、ゾロがミホークに弟子入りするという紆余曲折もあり、単行本が第105巻まで発売されている現在もいまだ実現していません。

 しかし、ミホークはバギーをトップにおいた組織「クロスギルド」に参加し、そのクロスギルドが「ワンピース」を目指して動き始めており、決戦の舞台は着々と整っているのです。ファンの間では、そう遠くないうちにゾロのリベンジマッチが見られるかもしれないと、期待が高まっています。

●ガッツvsグリフィス:『ベルセルク』

 人気ダークファンタジーで、主人公・ガッツのグリフィスへの壮大な復讐物語でもある『ベルセルク』では、 ふたりの因縁の対決が期待されています。同作の作者・三浦建太郎先生は2021年5月に亡くなりましたが、三浦先生の親友で「最終回までの展開」を聞かされていた森恒二先生が監修を務め、弟子が所属する「スタジオ我画」の手で連載が続いている状態です。

 ガッツとグリフィスが直接剣を交えたのは、グリフィスが自ら率いている傭兵団「鷹の団」にガッツを勧誘した時と、ガッツが「鷹の団」を去ろうとした時の2回です。グリフィスに負けて「鷹の団」に加わったガッツは、切り込み隊長として活躍していました。しかし、グリフィスと対等な立場でいるために、ガッツは「鷹の団」を去ることを決意します。そして、退団を認めないグリフィスを剣で黙らせたガッツは、そのまま「鷹の団」を後にしました。

 グリフィスは、唯一心を許せる友・ガッツが鷹の団を去ったことで自暴自棄になり、王女と密通し国王に捕らえられます。その後、虜囚となったグリフィスは激しい拷問を受け、仲間に助け出された際には、再起不能の身体になっていました。

 絶望したグリフィスは助け出してくれた「鷹の団」の面々とガッツを生贄に捧げ、人間を使徒に変える魔の儀式「蝕」を引き起こします。鷹の団の団員は魔物たちに次々殺され、グリフィスはガッツの恋人・キャスカをその目の前で凌辱し、5人目のゴッド・ハンド「フェムト」に転生したのです。

 その後グリフィスは 聖地アルビオンで「模擬蝕」を起こして転生し、人を超越した存在「光の鷹」となります。そしてグリフィスは夢だった「自分の国」を手に入れ、さらに三浦先生の死後に発表された368話では、正気を取り戻したばかりのキャスカをガッツのもとから奪い去りました。これほどの因縁を持つふたりの決着が穏便に済むはずもなく、いつか確実に再戦するものと思われます。

 人を超越した存在となったグリフィスと、いまだ剣を主体にした戦いを続け、「狂戦士の甲冑」で無理やり人の限界を超えているガッツが、果たしてどんなバトルを繰り広げるのか、期待は膨らむばかりです。お互いを特別視しているふたりは、どのような決着を迎えるのでしょうか。

1 2 3