えっ「モズのはやにえ」がXでトレンド1位に? 「編集者が知らなかった」漫画家の投稿に「ダイの大冒険で覚えたが」意見相次ぐ
Xで「モズのはやにえ」がトレンドの1位になっています。
マンガで知ってる人が多かった?

2026年5月21日(木)、Xで「モズのはやにえ」というワードがトレンドに入っています。Xの急上昇ワードが分かるYahoo!リアルタイム検索の機能では、一時的に1位になっていました。Xでは、この「モズのはやにえ」という言葉をどの作品で知ったかも話題になっているようです。
「モズのはやにえ(早贄)」は、鳥の百舌鳥(モズ)が、捕まえた獲物を木の枝先や有刺鉄線などに突き刺して置いておく習性のことをさします。
今回のトレンド入りの元となったのは、モーニング公式Webサイトで『独身OLのすべて』を連載し人気を博した、漫画家・まずりんさんの
「10年くらい前に、『モズのはやにえ』という言葉をネームで出したら、編集者から『これって何ですか?僕も知らないし、編集部の人間みんな知らなかったので、別の言葉に変えてください』と連絡が来て震えた記憶があります」
という21日午前10時頃のポストでした。投稿はたちまち反響を呼び、2万以上のいいね、7000以上のリポスト、600件以上のコメントがついています。
5月に入ってから、Xでは『ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記』で知られるラノベ作家のたけのこさんが、
「『頬を濡らした』という表現に『なんで急に濡らしたんですか?』という感想が付いたの一度や二度じゃないから、『昨今の作品は全て説明する』という苦言に対しては『漫画やラノベに関しては、創作物に慣れ親しんでいない子たちも見るから許したってや……』という気持ちになる(以下略)」
とポストし、小説家の道尾秀介さん(『カラスの親指』『背の眼』など)がその投稿を引用して、
「SNS上の『行方不明だった夫が無言の帰宅となりました』という報告に対して、『命があってよかったです』『今は色々聞かないであげて下さい』みたいなレスが来る、という話を思い出した」
とつぶやくなど、誰もが分かるわけではない表現をどの程度使うか、という議題が盛り上がっていました。そういった流れで、今回の「モズのはやにえ」の話題が出てきたようです。
コメントでは、「これはことわざでも慣用句でもないだろうし、知らないと困るほどの言葉ではない気がする」「慣用句としてはかなり認知の低い部類」といった意見も出ていましたが、「モズのはやにえ… 小学生のとき知って『オモロッ!』って思ったけどな…」「どっちかというとモズのはやにえは、喜び勇んで解説とかつける類の教養なはずなんじゃけど」と、当たり前に知っていた人たちの驚く声も相次いでいます。
また、「モズのはやにえ」という言葉を何で知ったかも、話題になっているようです。人気マンガ『ダイの大冒険』の59話では、魔王「ハドラー」が魔法使い「ポップ」の目の前でヒロイン「マァム」をつかみ上げ、「あの氷魔塔の頂上に この娘の身体をつき刺してくれるわ モズのはやにえのようにな」と言い放つ場面があり、ここで覚えたという意見が多々ありました。
また、「モズのはやにえって、『HUNTER×HUNTER』読んでたらみんな知ってるんじゃないのか?」「『動物のお医者さん』で知った…『動物のお医者さん』読んでない編集部があることに驚き」「モズのはやにえは、ドラマ『MOZU』でもキーワードになったくらいの言葉では」など、マンガやドラマでこの言葉を知ったという声が多数出ています。
有名な言葉で調べれば意味はすぐ分かりますが、こういった表現を創作物で使うべきか否か、考えさせられた人が多かったようです。
(マグミクス編集部 マンガ担当)
