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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』大自然のなか撮られたコスプレ写真が圧巻クオリティ!

コスプレイヤー・中野べこさんが、湖や草原など大自然のロケーションなかで撮影した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のコスプレを披露し、Twitterで反響を集めています。衣装制作にもこだわるご本人に撮影秘話を聞きました。

湖から星空まで圧巻のロケーション

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレットに扮する中野べこさん(Twitter:@bacon1007cos2nd)/撮影:ダリさん(Twitter:@dali_cameko)/写真提供:中野べこさん
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレットに扮する中野べこさん(Twitter:@bacon1007cos2nd)/撮影:ダリさん(Twitter:@dali_cameko)/写真提供:中野べこさん

 コスプレイヤー・中野べこさんが披露した、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のコスプレ写真がTwitterで大きな反響を集めています。とくに湖や草原など野外ロケーションで撮られた写真は、荘厳のひと言。ご本人にコスプレのこだわりや過酷なロケーションでの撮影秘話を聞きました。

――造形・衣装制作に定評がある中野べこさんですが、ヴァイオレットはどのように工夫しましたか?

 ウィッグは自分の頭のサイズのマネキンを作り、それに沿って作成・セットしました。衣装は既製品を買ったのですが、アニメの衣装に近づけるためにサイズを詰めるなど、あちこち改造しています。

 傘は先端のとがったパゴダ型を探してレースを追加し、義手は人間味を無くすために手袋型ではなく手の甲に装着する形で細さを再現しました。

――撮影で大変だったことは何でしたか?

 身長を近づけるため、もともと高いヒールの中にさらに高く盛る硬いスポンジを入れていたので、歩く時やポーズを取る時が不安定で大変でした。

――野外ロケの醍醐味を教えてください。

 ロケ地は家やスタジオとは設備や環境が違うため、自分の体調や顔のむくみといったコンディションを整えることが大変でした。夜を狙うと睡眠時間が不規則になったりもするので。

 しかし、カメラの画面を見せてもらい、アニメで見たそのままの世界が広がっていた瞬間、大きな達成感で疲れも何もかもがふっ飛びますね。これだからロケ撮影はやめられません。

――さまざまなロケーションで撮っていますが、特に大変だったのはどこでしたか?

 星撮影です。まず夜中の登山で片道1時間ちょっとかかります。目的地に着いてからもガスや雲が過ぎるのを待つ必要があり、寒さにも耐えました。また、長時間露光という手法で撮影したため、カメラのシャッターを押してからも15秒間微動だにせずポーズを取る必要があったのもなかなか大変でした。

――作品に思い入れがあるのが伝わりますが、原作で特に好きなエピソードを教えてください。

 たくさんあり過ぎて選べないんですが、いつもは人の手紙を代筆するのみだったヴァイオレットが初めて自分宛の手紙をもらって、手紙をもらうと嬉しいってことに気づくシーンです。さみしい、悲しいなどの辛い感情に気づくことが多いなかで、嬉しい、と微笑んだ彼女の笑顔が印象的でした。

――次はどんな場所で撮りたいですか?

 印象的なシーンはだいたい撮影したのですが、叶うなら映画に出てきたぶどう畑と、あとはアンの生家にあるようなサンルームを探したいと思っています。

(乃木章)

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