人それぞれ? 『ドラクエ』の使用タイミングが分からない「戦力外呪文」
代わりになる呪文でボミオスの存在価値がなくなる!?

●『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』 素早さは下げるのではなく、上げればいい
前作の22種類から60種類にまで増えた『ドラクエIII』の呪文に関して、魔法使いが唱えるメラ系、ギラ系、イオ系などの攻撃呪文は強力です。また、前作で使いどころが難しかったメガンテは、当作では僧侶と賢者が習得する呪文ですが、ザオリクなどの蘇生呪文は僧侶のほか勇者、賢者も唱えることができるので、メガンテの活躍も場は少し広がったように思います。
その他、『ドラクエIII』ではフバーハ、バイキルト、『II』のスクルト、ルカナンから派生したスカラ、ルカニなど、戦闘で大いに役に立つサポート系呪文があるなか、使い勝手が悪いのがモンスターの素早さを下げる「ボミオス」です。耐性持ちがいるうえ、味方の素早さを上げるピオリムは100%効くので、こちらを使用することが多くなり、相対的にボミオスの存在感はなくなります。
また、フィールドで使用する呪文はラナルータ、インパスなど便利なものがありますが、覚える頃には必要な状況がないのがレムオルです。姿を消す呪文ですが、代替のアイテム「きえさりそう」があるので、使い道がわからない呪文でもあります。
●『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』 メタル狩りに重宝したあの呪文がナーフ
前作よりやや減り、『ドラクエIV』の呪文は58種類となりました。前作では存在したボミオス、レムオル、そして、呪いを解けるシャナクなどが姿を消しています。『ドラクエIII』で攻撃および補助攻撃呪文の体系が確立されたためか、大きな変動はありません。
そんななか新規で登場したのが、戦闘に出ている4人の15MPを消費し敵1匹に大ダメージを与えるミナデイン、自己犠牲を引き換えに、味方のHPを全回復させ、死んでいるものも生き返らせるメガザルでした。このふたつはコストがかかりすぎるため、使用する局面が限られますが、強力です。
いずれも便利で強力な呪文ばかりで戦力外というほどのものはありませんが、ひとつ選ぶなら、「ドラゴラム」をあげさせてもらいます。『ドラクエIII』から登場した呪文で、ドラゴンに変身し炎で大ダメージを与えるというものです。逃げられなければ、はぐれメタルをも確定で倒せるという優れた呪文でしたが、『ドラクエIV』ではナーフが入り、攻撃ダメージが弱体化します。はぐれメタルに対しても前作のような効果がなくなりました。
ただそもそもドラゴンに変身するというロマンのある呪文の側面もあるので、重宝する方もいると思います。
ここまで完全主観でいくつか戦力外呪文をあげさせてもらいましたが、人それぞれある程度使わない呪文はあったのではないでしょうか。使い方の工夫や効果の理解が深ければ、これらも便利に使えたのだと大人になってから思いますね。
(南城与右衛門)


