【漫画】肩幅が広すぎる…! 苦難を極める結婚式のドレス選びに「分かる」「笑った」
結婚式に向けて、衣装選びがスタート! しかし、肩幅が広すぎる女性には、幾多の苦難が待ち受けていました……。Twitterで公開されたエッセイマンガに、読者からは「分かる」「笑ったら悪いけれど、笑ってしまう」などの声が寄せられています。
店員の「お広くいらっしゃいますが?」に爆笑!
結婚式のドレス選びは、楽しくもあり、苦しいこともあるようです……。マンガ家の夏ノ瀬いのさん(@stylish_gorilla)は、肩幅の広さにコンプレックスを持っていました。学生時代から、ことあるごとに肩幅に悩まされてきた夏ノ瀬いのさん。ドレスを選ぶ際、店員に採寸をしてもらうも、肩幅について何も言われないことが気になります。
その時の様子を描いたエッセイマンガがTwitterに投稿されると「笑ったら悪いけれど、笑ってしまう」などの声があがり、話題になりました。
作者の夏ノ瀬いのさんに、作品についてお話を聞きました。
ーー夏ノ瀬いの様がマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
初めてネットに発信する形で描いたのは、21歳の時でした。フリーランスで絵の仕事をしていきたいと思い、手軽に始められるTwitterでのマンガ投稿を開始しました。
ーー結婚式の準備をなさっているとのこと、ご結婚おめでとうございます。その後、お似合いになるドレスは見つかりましたか?
ありがとうございます! ドレス選びのマンガをツイートしたあと、たくさんの方から、逆に目立ちにくくなるオフショルダータイプのドレスを勧められました。試着しに行ったのですが、腕がパツパツで肩が1ミリも上がらなかったので、まだまだ模索中です……。
ーーリプライを拝見していると、肩幅で悩んでいる方は多いようです。そんな方にメッセージをお願いできますか?
これは私もリプライでよく言われるのですが、バンド「ヤバイTシャツ屋さん」の好きな歌の歌詞に
「肩幅の広い人の方が 肩幅が狭い人よりも 発言に説得力が増す」
というものがあり、私はこれで笑い勇気づけられました。討論の際には我々は有利だと思って、胸と肩を張って生きましょう!
ーー著書『「もう頑張れない」って言ったって、君の価値は下がったりしない』について教えて下さい。
よりたくましく成長するよりも、ありのままの自分を肯定できることが、自分を好きになれる第一歩だと思います。ついつい頑張りすぎてしまう、自分を追い込んでしまう、そんな方に読んでいただきたい1冊です。
ーーTwitterで、考え方についてのマンガを公開しようと思い立ったきっかけなどありましたか?
最初は自分の考えを整理したくて、自分自身で「これでいいんだよね?こんな自分でいいんだよね?」という確認作業の感覚で描いて公開していました。より多くの人の目に触れ、意見をいただけたので、描いて良かったなという気持ちです。
ーー作品に対して、たくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
いつも作品を投稿する時、「自分の意見がズレているんじゃないか」「批難を受けるんじゃないか」と、少しドキドキしながら公開するので、やはり肯定的な意見をいただけると、とても温かい気持ちになります。
印象に残っているものは、「あなたのおかげで救われました」というお声で、どこかの誰かの心に寄り添えたんだと、キャラにもなく泣いてしまいました。
ーー今後、Twitterで発表されるマンガについては、どのように活動していきたいとお考えでしょうか
フォロワーの皆さんが見てくださってこそ成り立つので、皆さんに求められている日常系マンガや、苦しい人の心を支えるマンガを描いていきます。最近では少しずつ、企業様からのマンガのお仕事もいただけるようになってきました。これからはもっと、さまざまな方からも興味を持っていただける、漫画家になれるよう活動していきます。
(マグミクス編集部)