【漫画】「幸せの基準を下げる薬」があったら飲んでみたい? 副作用とオチに「ゾワッ」
親の会社が倒産し生活レベルを下げざるを得なくなってしまった女の子は、庶民の感覚についていけず心を病んでしまいます。病院で診察してもらうと、なにやら怪しい薬を処方されて……? Twitter(現:X)で投稿された創作マンガが「私も処方されたい」と話題です。作者のなまくらげさんにお話を聞きました。
元お嬢様が考えた「幸せ」とは?

1カ月前に優雅な生活を失ってしまった女の子は、自分の今を受け入れることができず苦しんでいました。病院で診てもらうと、先生から「幸せの感度を上げる薬」を処方されます。半信半疑で薬を飲む彼女でしたが、今まで退屈だった生活が一変して……?
なまくらげさん(@rawjellyfish)による創作マンガ『庶民の生活を受け入れられない元お嬢様が幸せのハードルを下げる薬を飲んだ話』がTwitter(現:X)上で公開されました。
考えさせられるストーリー展開に読者からは「メッセージ性が強かった」「少し怖いけど興味ある」といった声があがっています。また、作中に登場する薬について「使ってみたい」などの声も多く、本作品のいいね数は8000件を超えました。
作者のなまくらげさんにお話を聞きました。
ーー『庶民の生活を受け入れられない元お嬢様が幸せのハードルを下げる薬を飲んだ話』のストーリーが生まれたきっかけを教えてください。
昔、テレビのとある格付け番組で、料理人の方々がファミレスの料理を酷評しているのを見て、失礼にも「逆に不幸な人たち」と思ったことがありました。今考えれば番組の演出だったのだろうとは思うのですが「舌が肥えるほどおいしく食べられるものが減ってしまうのではないか」という疑問は残り、今回の話を考える出発点となっています。
ーー「良くないものもわからない」というセリフが印象的でした。本作品を描くうえで工夫した点などはおありでしょうか?
今回のテーマは「幸せのハードルを下げることの是非」でしたので、ところどころで疑問や問題点を示す形で、そのメリット、デメリットを考えてもらえるような構成にしました。

ーー読者からたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった声や印象に残った声を教えてください。
「薬が普及したら国が衰退する」「自分の期待値をコントロールすることで、薬と似た効果が得られる」といった、一歩進んだコメントをいただけたのがうれしかったです。
自分の作品をもとに、読者の方それぞれが考えた意見を出してくださるのはとてもありがたいことですね。
ーーなまくらげさんの作品は、どれも考えさせられる内容ばかりで読んだ後まで楽しめます。作品を創る際は、どのようにして着想を得ていますか?
毎回、自身の興味がある分野や思想からテーマを選んでいます。今回でいえば、「経験機械」という思考実験をヒントに、自身の過去の経験をミックスした形になりますね。
自分自身が普段考えていることのお裾分けというか、良ければ読者の方にも一緒に考えてもらおうという気持ちで描いているので、そのように感じていただけてうれしいです。
ーー最後に、作品をいつも楽しみにしているファンへひと言お願いします!
いつも私の作品をお読みいただき、ありがとうございます。創作活動を続けられているのは、ひとえに読んでくださる方がいるからこそです。これからも期待に添えるような作品を描いていけるよう頑張ります!
●なまくらげさん 過去のインタビュー
(マグミクス編集部)















