「みたらし団子」は炭治郎の命綱? 熾烈な戦い目前の「癒やし回」で心の準備を『鬼滅の刃 柱稽古編』
最強の「スイーツ好き」柱といえば?

●恋柱の甘露寺蜜璃は、屋敷ごと甘~い香り
「刀鍛冶の里編」で大活躍した恋柱である甘露寺蜜璃は、常人の8倍の密度の筋肉を有し、それを支えるために旺盛な食欲を発揮する特異体質です。スイーツに関しても、「ほどほど」「たしなむ程度」という言葉は彼女には当てはまりません。好物である桜餅を8ヶ月間、毎日170個も食べ続け、髪の毛がピンクとグリーンになってしまったほどです。
「柱稽古編」では、隊士たちが柱の元をまわり特別訓練を受けます。蜜璃の場合は、彼女の屋敷で「地獄の柔軟」が行われました。柱稽古で甘露寺邸を訪れた炭治郎は、持ち前の嗅覚ですぐにハチミツの匂いをキャッチし、養蜂をしていることを言い当てます。「巣蜜をねえ パンに乗っけて食べると超絶おいしいのよ~」と語るときの蜜璃の幸せそうな顔は、彼女がスイーツ好きである、なによりの証でしょう。
来たるべき鬼舞辻無惨との最終決戦に向けての本気モード訓練であることは間違いありませんし、蜜璃の稽古も「柔軟は地獄の」と原作マンガに書かれているように、隊士たちの絶叫がとどろいています。それでも彼女の人柄なのか、ハチミツの匂いに包まれた甘露寺邸は、ほんのり甘く幸せな空気を感じられそうです。
実は、「柱稽古編」では、炭治郎と蜜璃の感性がとても似ていることが明らかになります。「刀鍛冶の里編」でも、仲の良い姉弟のようだったふたりが、手をつないで楽しそうにおやつの話をしているのもほほ笑ましいシーンです。
●風柱・不死川実弥の「ギャップ萌え」をひき出す、アレ
鋭い目つき、傷だらけの体、荒々しい言動など、風柱である不死川実弥は隊士たちから、もっとも恐れられている存在です。「柱稽古編」での実弥の特訓は、隊士たちが「反吐をぶちまけて失神するまでが一区切り」で、休憩もなく、とにかくひたすら実弥に斬りかかっていくという、単純だけど苛烈な打ち込み稽古を課しました。
因縁のある炭治郎への当たりは特に強く、「一瞬でも気を抜いたら大怪我して治療に逆戻り」なほどです。その後、不死川実弥と玄弥の兄弟げんかに端を発する乱闘騒ぎで、炭治郎は実弥との修行は中止のうえ、接触禁止が命じられました。
ところが、炭治郎はたった1日しか実弥の道場に滞在しなかったにもかかわらず、鼻の良さで、実弥の「おはぎ好き」という、とんでもない秘密に気付いてしまいます。そしてそれを水柱である冨岡義勇との天然きわまる「水の呼吸・兄弟弟子コンビ」で、悪気なく無邪気につつきまくり、ついにブチ切れた実弥にぶっ飛ばされました。
炭治郎の嗅覚で分かったのは、実弥はかなりヘビーな「おはぎ好き」であること、そして激しい柱稽古の合間にも、お抹茶と一緒にいただくような余裕があることです。このシーンは、炭治郎と義勇の天然ぶり、実弥のギャップ、そして義勇の笑顔など見どころ満載で、楽しみにしている原作ファンの方は多いでしょう。
『鬼滅の刃』のスイーツ三人衆のエピソードが楽しめるTVアニメ「柱稽古編」の放送が待ち遠しいですね。
※タイトルを修正しました(12月11日17時06分)
(山田晃子)



