『鬼滅』柱稽古でも容赦なし! 久々に見られる炭治郎のお見事な「KY発言」集
水の呼吸兄弟弟子が繰り広げる「KY波状攻撃」とは!?
●岩柱の悲鳴嶼行冥に真っ向から歯向かうKY発言

岩柱の悲鳴嶼行冥のもとで、滝と丸太、大岩による「体力の限界突破」修行に挑んだ炭治郎に、悲鳴嶼さんは訓練をやり遂げたことに加え、「刀鍛冶の里で鬼の妹の命より里の人間の命を優先した…」ことで、「私は君を認める…」と言葉をかけました。
しかし、炭治郎はその言葉を「認められては困ります」と真っ向から拒否します。刀鍛冶の里で鬼を倒すことができたのは、自分の手柄ではなく、妹の禰豆子や他の人たちの助けがあったからだと言うのです。
悲鳴嶼さんといえば、現役の柱たちのなかでは最年長で、個性派ぞろいの柱たちをまとめる存在であり、性格は心優しく穏やかとはいえ、戦闘力は鬼殺隊最強と言われる存在です。そんな人が涙を流しながら褒めてくれるのですから、素直に「ありがとうございます!」と受けて良いのではないか、否定するなんて失礼だと普通なら考えそうですが、そんな「普通の枠」からはみ出るのが炭治郎です。
前述の「認められては困ります」に続いて、さらに真顔で「だから俺のことを簡単に認めないでください」と、超直球のKY発言を繰り返しました。
しかし、そんな炭治郎だからこそ、悲鳴嶼さんは自分の過去を話し、炭治郎の素直さに接して、疑い深くなる前のように思わず頭をなでてほほ笑みを見せたのでしょう。炭治郎のKY発言は、こんな風に予想外の良い結果をもたらすこともあるから、憎みきれないのかもしれません。
●風柱の不死川実弥へのKY波状攻撃
「刀鍛冶の里編」では、優しくて頼れる兄の一面を見せた風柱の不死川実弥ですが、柱合裁判で箱ごと禰豆子を日輪刀で刺した、あの凶悪なイメージを完全に払拭できたわけではなく、まだ彼に対してマイナスのイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか? それは妹思いの炭治郎も同じでした。
柱稽古で実弥の稽古に行った際、「調子乗んなよォ 俺はテメェを認めてねえからなァ」と、すごむ実弥に、「全然大丈夫です! 俺も貴方を認めてないので! 禰豆子刺したんで!」と、キリッと正面から返すほどです。鬼殺隊では最高位である柱に対して、そして「あの」実弥相手にこんな返しをするなんて、あまりにも「怖いもの知らずなKY発言」と言えます。
さらに、「柱稽古編」で最大級の「炭治郎のお見事すぎるKY発言」も、実弥に向けて発せられたものです。
実弥と玄弥の兄弟ケンカに端を発した大乱闘によって、炭治郎が実弥との修業中断と接近禁止を命じられた後のことでした。義勇のもとに向かう途中で目撃した実弥と義勇の柱同士の手合わせをケンカだと勘違いした炭治郎は、ふたりの間に割って入ると、いきなり「おはぎの取り合いですか?」と言い出すのです。
「ふざけてやがるなァァ…」と、どす黒いオーラを発しまくる実弥に対して、炭治郎が「不死川さん おはぎ大好きですよね(臭いで気付いていた)」と追い打ちをかけ、そこにまったく悪気なく義勇が「不死川は…おはぎが好きなのか…」と、えぐってくるという、水の呼吸の兄弟弟子の見事な「KYの波状攻撃」を繰り広げます。
原作ファンの間では、レジェンド級とされる「こしあんですか? つぶあんですか?」の名ゼリフも、この兄弟弟子の波状攻撃の一連の中で飛び出しました。これまでとは違った意味で、目が離せない「神回」となりそうです。
おはぎがらみのKY会話は、炭治郎が実弥にぶっ飛ばされて気絶して目覚めた後も続き、原作マンガではトータルで4ページにも及びます。ちなみに、音柱の宇髄天元、霞柱の時透無一郎との稽古がそれぞれ約1ページ、恋柱の甘露寺蜜璃は再会のご挨拶からおやつの話まで含めても2ページでした。
アニメでは、それぞれの柱たちとの稽古がどのようにビジュアル化されるのかも楽しみですし、今回の「KYの波状攻撃」シーンへの期待も高まります。「柱稽古編」の放送が待ち遠しいですね。
(山田晃子)



