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スイッチに「後継機」は必要?それとも不要? 割れるファンの意見

もうじき7周年を迎えるスイッチは、今も人気が高いものの、スペック面で不足を感じる場面も増えました。このことから「スイッチ後継機」の必要性について、ネット上でさまざまな意見が飛び交っています。それぞれ、どのような理由を上げているのでしょうか。

「スイッチで十分」から「マイナーチェンジでいい」まで、不要派の意見も多彩

噂が飛び交う「スイッチ後継機」について、要・不要の意見がネット上で飛び交っている
噂が飛び交う「スイッチ後継機」について、要・不要の意見がネット上で飛び交っている

 2023年3月3日、Nintendo Switch(以下、スイッチ)が8年目のサイクルに入ります。家庭用ゲーム機の一般的なサイクルは5~6年とも言われており、そのタイミングで後継機が登場し、徐々にその幕を下ろすという流れがほとんどです。

 しかしスイッチの場合、ここ1年ほどの期間だけでも好調な動きを見せており、昨年5月に発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が半年足らずで1950万本超えを達成したほか、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は発売から2週間程度で430万本を売り上げています。

 こうしたスイッチの活躍ぶりを見て、通例のサイクルにこだわることなく、現状のまま継続する路線を望む人がいるのも頷ける話です。しかし、進化が著しい電子機器の世界で、2017年に発売された性能のままだと厳しいのも確か。近年の『ポケットモンスター』関連作のなかには、処理落ちやカクつきが発生し、「そろそろ、スイッチの後継機が欲しい」といった声も上がっています。

 スイッチを好んで遊んでいるユーザーのなかでも、「スイッチ後継機」を望む人もいれば、まだ不要と判断する人もおり、その意見は分かれています。それぞれどのような考えで、要・不要に分かれているのでしょうか。インターネット上に飛び交うコメントを通して、その実態へ迫ります。

●不要派は、「現状のゲーム体験で十分」と考えるユーザーも多い
「スイッチ後継機は不要」と考える意見のひとつとして、現状のスイッチで問題ないといった声が目立ちます。「現状のもので不満はない」「スイッチの性能で十分」「画質や処理速度も、不便を感じるほどではない」など、現行機のスペックで満足している模様です。

 この意見を支えている理由のひとつが、スイッチで支持されている人気作の数々です。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『スプラトゥーン3』が遊べるだけの性能があるなら、それで十分。このように考える人が少なくありません。

 不満点として上がりやすい画質については、「高画質はPS5とかPCに任せればいい」「VRや4Kは、ゲームに絶対必要なものではない」「一般的なTVで楽しむなら、スイッチくらいの性能でいい」といった意見もあり、高画質を求める人ばかりでないことを窺わせます。

 こうした観点から、ハードの性能が限界を迎えるまで、無理に後継機を出す必要はないと考える人が一定数おり、現状のスイッチを今後もしばらく支持するという姿勢を見せています。

 また、不要派のなかには、「不満点はあるが、価格が2倍や3倍に上がるような高性能の後継機はいらない」「画期的な技術や、新たな遊びの提案でなければ、スイッチのままでいい」という意見もあり、価格や技術との折り合いを問題視する人もいました。

 加えて、不要なのは「高性能な後継機」という主旨で、フレームレートの低下などを改善するマイナーチェンジなら欲しいといった意見も少なからず見かけます。不要と一口に言ってもその線引きは千差万別ですが、高性能・高価格な後継機はまだいらない、という点では概ね一致しています。

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