【漫画】「母親業は私しかできない」子を保育園に預ける罪悪感 気持ちが変化したワケ
保育園に子供を預けて仕事をしていることに、罪悪感をおぼえていた作者。その気持ちがいつのまにかなくなっていることに気付き、なぜそのような変化が起きたのか考えてみたところ……。Instagramで公開されたマンガが多くの読者の共感を呼んでいる、作者のAyumiさんにお話を聞きました。
子を預けて「仕事をしていていいのか?」と悩んでいた母親

子供を保育園に預ける母の心の変化について描いたマンガ「保育園に預けることに私も悩んでいた」が、Instagramで1100以上のいいねを集めて話題になっています。
第1子のときは、保育園に子供を預けることに罪悪感をおぼえていた作者。「母親業は私にしかできないのに、仕事をしていていいのか?」と悩んでいたのですが、数年たったいま、その罪悪感がなくなっていることに気付きました。気持ちが変化した理由を考えてみると……。
このマンガを描いたのは、漫画家・公認会計士のAyumiさんです。Instagramやブログ「AYUMIのおいしい漫画」でマンガを発表しています。Ayumiさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーお子さんを保育園に預けるようになってから、どれぐらいでこのような考えに変わったのでしょうか?
長女を預けて4~5年経ってからでしょうか……。時間はかかりましたが、特に次男や次女も預けるようになってから、自分のなかで気持ちの整理ができました。
ーー罪悪感がなくなるきっかけはあったのでしょうか?
マンガにも描きましたが、自分のなかの優先順位を整理した結果、罪悪感が少しずつ減っていきました。預けることで、私は私のことができて自分も幸せになるし、信頼できる保育園で、子供たちも楽しんでくることが分かり、割り切れるようになりました。
ーー罪悪感がなくなることで、家族との接し方は変わりましたか?
穏やかになってきたと思います。
ーー保育園に預けて良かった、と特に思うことは何でしょうか?
お迎えにいくと、子供たちはほぼ毎日笑っているので、楽しかったんだなあと思います。社会性も身に付きますし、自宅にいるより刺激がたくさんもらえると感じています。あと何よりも、栄養バランスがとれている給食がありがたいです。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
特にコメントはなかったのですが、「いいね!」がそこそこいただけているので、共感してもらえているのかな? と思います。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
罪悪感をおぼえるママがそれなりにいるんだろうなあ、と思って描きました。「まずは自分がハッピーでいることが、子供たちのハッピーにつながる」と、私は考えています。「ハッピーでいるために何が必要か?」を整理して、子供を保育園に預かってもらう意味を持てたなら、何も罪悪感をおぼえなくていいと私は思います。そんな様子を描きました。
(マグミクス編集部)