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『ワンピ』どんどん謎が明かされる五老星 最新展開で「1人おかしい」と話題に?

『ONE PIECE』の最新話では、世界最高権力者である五老星の正体が明らかにされました。さらに、公開中の映画と五老星のひとりの正体と被ったことがきっかけで、SNS上では大きな盛り上がりを見せています。

最新映画のクリーチャーと五老星の正体が丸かぶり?

五老星が描かれた『ONE PIECE FILM RED』キャラクタービジュアル (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
五老星が描かれた『ONE PIECE FILM RED』キャラクタービジュアル (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

※この記事では『ONE PIECE』第1110話のネタバレがあります。

 3月18日に発売された「週刊少年ジャンプ」2024年16号に掲載された『ONE PIECE』第1110話では、五老星の正体が明かされました。なかでもSNSやネット上では、ある五老星の驚愕の姿に多くの注目が集まっているようです。

 1110話ではベガパンクが世界に向けて何か発表をするのを阻止しようと、エッグヘッドに五老星全員が終結しました。おそらく悪魔の実の「ゾオン系幻獣種」の能力者である彼らは、それぞれが変身した姿になっており、元から島にいたジェイガルシア・サターン聖は頭が牛で身体が鬼の「牛鬼(ぎゅうき)」、マーカス・マーズ聖は怪鳥「以津真天(いつまで)」、トップマン・ウォーキュリー聖は巨大なイノシシの姿をした怪物「封き(ほうき、きの漢字は『豕+希』)」、イーザンバロン・V・ナス寿郎聖は火事で死んだ馬が化けた怪物「馬骨(ばこつ)」と、説明されています。

 それぞれ日本、中国などの妖怪や怪物がモデルになっているなか、5人目に紹介されたシェパード・十・ピーター聖だけは「サンドワーム」というミミズのような怪物になっており、読者は違和感を抱いたようです。そして、Xでは「サンドワーム」がトレンド入りしました。

 ここまで話題になったのは、3月15日に公開されたばかりの映画『デューン(DUNE) 砂の惑星 PART2』が大きく影響しています。1965年から発表されたフランク・ハーバード氏のSF小説を原作とした同作には、舞台の惑星アラキスの広大な砂漠を動き回る巨大な「サンドワーム(砂虫)」が登場
しており、あまりにもタイムリーな『ONE PIECE』とのかぶりが注目されたのです。

 X上では「サンドワームってひとりだけ浮きすぎてるでしょ」「完全に出オチ担当みたいな役割で笑った。だけど、この違和感にもきっと深い意味があるはず」「五老星の正体を知った時、『さ、サンドワーム?』と2度見してしまった…」などの声があがっています。

 ヨーロッパの神話などに登場する伝説の生物「ワーム」や、ゴビ砂漠周辺にいると言われるUMA「モンゴリアン・デス・ワーム」を連想した人もいたようですが、やはりこのタイミングではっきりと「サンドワーム」という名前が出たため、「尾田先生、多分原作小説含めて『DUNE』好きなんだろうな」「公開合わせで出したのかな」などと元ネタを予想する声が多いようです。

 この盛り上がりは、映画『デューン』のX公式アカウントが「うちのサンドワームもご査収ください」という文とともに、作中に登場するサンドワームの画像を貼るほどの事態となりました。

 ちなみに『デューン』の方のサンドワームは、全長数100mにも成長するほどの規格外の生物で、口内は細長い歯が中央に向けてぎっしりと伸びたヤツメウナギのような「円口類」の形状をしており、猛スピードで砂漠を移動する作中最強の存在です。

 一方、ピーター聖が化けたサンドワームは他の五老星よりもひと回り大きい程度のサイズで、歯並びも人間のような形をしています。さらに1110話の最後にドリーとブロギーの連携攻撃で斬られてしまう(おそらく生きているでしょうが)など、まだあまり強そうな印象はありません。

『デューン』と同じというわけでもなく、若干「いじられている」空気もあるピーター聖のサンドワームですが、ひとりだけ浮いているようなこの違和感は伏線であり、さらに驚きの事実が発覚する可能性もあるでしょう。五老星たちの今後の動向が見逃せません。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「明らかなモデル?」「でも映画の方が圧倒的にデカい」 これが『DUNE』に登場する方の「サンドワーム」です

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