原作1コマでもダイナミックに激変 『鬼滅の刃 柱稽古編』で絶賛された名演出
今後ファンが楽しみにするシーンは?

『柱稽古編』は追加のオリジナルシーンはもちろん、原作の1コマがより丁寧に描かれていたり、アニメならではの演出で視聴者を楽しませてくれたり、至るところに工夫がこらされてきました。原作ファンの間では、今後の見どころをアニメではどう表現するか、予想合戦も繰り広げられています。
たとえば、原作第136話で描かれた、不死川実弥の「おはぎ」にまつわるエピソードは、冨岡が不器用ながら不死川と距離を縮めようと考える姿や、粗暴な印象の不死川が実はおはぎが好きというギャップで、ファンを魅了する場面です。原作でもほっこりする人が続出した彼らのやり取りは、アニメで待ちきれないシーンのひとつでしょう。
また、原作第132話にあたる伊黒小芭内の稽古では、彼と甘露寺が文通していることが発覚する場面があります。2023年放送の『刀鍛冶の里編』では、甘露寺の回想シーンで特別な関係性を感じさせる伊黒とのやり取りが、原作以上に細かく描かれていました。文通のシーンでも、ふたりの親密さがうかがえる描写が期待されます。
『柱稽古編』はSNSで「戦いの合間の休息的な話かと思ってナメてたけど素晴らしい」「毎回のアニオリが豪華で原作の膨らませ方もうまい」などと絶賛されており、今後も原作の場面にどんな描写が加わるか、どのような演出がされるか、注目が集まりそうです。
(LUIS FIELD)