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嬉しい裏切り『グレンダイザーU』は「観たかったもの」が観られそう! OP必見のワケ

ファンの予想を裏切ったマジンガーZの扱い

主人公のデューク・フリード/宇門大介 (C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project GrendizerU
主人公のデューク・フリード/宇門大介 (C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project GrendizerU

 劇中で出てきた情報で筆者がもっとも驚いたのは、「Dr.ヘル」がまだ存在していたことです。そして往年のファンにはなじみ深い機械獣「ダブラスM2」の登場も事前情報にありませんでした。公式HPで、原典の後半から登場するベガ獣が事前に発表されていたにも関わらずです。

 これに関しては、おそらくスタッフのサプライズなのでしょう。ヘルが『グレンダイザーU』の物語にどう関わってくるのか、さまざまな意見があることと思われます。ただ、今回の敵である「ベガ星連合軍」の強大さを演出するために、必要以上に出てこないのではないでしょうか。

 ヘルを第三勢力にする展開だと、どうしてもベガ星連合軍がかすんでしまいます。両雄並び立たず、ではありませんが、最悪の場合、ヘルはベガ星連合軍を強大に見せるためのかませ犬になるかもしれません。なにしろヘルに重点を置きすぎると、作品が『マジンガーZ』になってしまうので、おそらく活躍の場はないでしょう。

 逆に第1話において活躍の場を与えられたのがマジンガーZでした。前述したように首だけの姿になることが事前にわかっていたので、どんな形であそこまでボロボロになるのか気になっていた人も多いことと思います。

 しかし第1話を観る限り、かなりの善戦で納得できた人も少なくないでしょう。円盤獣に負けないほど、「超合金Z」のボディは頑丈な装甲でした。マジンガーZの攻撃が効かなかったのも、バリアで防がれたからという解釈は絶妙でした。そして傷つきながらも円盤獣を1体、撃破するマジンガーZの活躍に胸をなでおろした人も多いはずです。

 結果的に2体がかりで倒されてしまったものの、これには往年のファンも納得できる流れだったことでしょう。結果的に首をもがれるという、関節を狙った攻撃でなければ、マジンガーZは動きを止めなかったわけです。半世紀前に観た、戦闘獣にボロボロにされた時に比べれば、マジンガーZの強さを残した敗北だったといえるかもしれません。

 そしてこの2体の円盤獣をグレンダイザーが瞬殺することで、その圧倒的な強さを見せつけたわけです。悪い言い方ですが、マジンガーZおよび兜甲児は、前座として場を十分に温めたといえるかもしれません。さらに、このリベンジがいつか果たされるとしたら、今回の『グレンダイザーU』への期待は爆上がりというものです。

 個人的には予想以上の第1話を見せてくれた『グレンダイザーU』、今後も毎週を楽しみに視聴していこうと思います。

(加々美利治)

【舞台は中東】こちらが「強いZ」に期待膨らみまくりな第1話のシーンカットです(6枚)

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